お子さんの成長記録を続けるために。 20歳までつけられる「母子手帳」があります。
2017.04.24本記事は公開日時点の内容に基づきます
初めて母子手帳を受け取ったときの感動、未だに覚えているママも多いのではないでしょうか。
そんな母子手帳に最近、子どもが20歳になるまで記録できるという画期的なタイプが誕生しました。注文が殺到して、一時は販売休止になったほどの母子手帳って一体どんなものなのか。気になる中身を調べてみました!
普通の母子手帳は6歳までしか記録できず
妊娠期から6歳までの健康状態について、親や医療関係者が記録する母子手帳(正式には、母子健康手帳)。
妊娠や出産、発育や健康状態、予防接種の有無などが細かく書かれていますが、小学校に入学してしまうと記録する場所がなくなってしまいます。
そのため、6歳以降に受けた予防接種の有無などがわからず、海外留学などのときに困ったという声もありました。
今更だけど20年をつづる母子手帳欲しい!
— MAYUUU✩ (@mqclnam) 2017年2月23日
てか妊娠中から思ってたんだけど「私昔〇〇の予防接種した?」とか「〇〇の病気かかった?」とかあやふやだし、場合によっては旦那は〇〇の病気かかった?とかになると更に不便だったんだよね→ pic.twitter.com/ZlTxv9Q3Lc
確かに自分は「◯◯の予防接種を受けたっけ?」と思うことがありますよね。母子手帳が記入できなくなった後も、記録を残しておけばよいのですが、それもなかなか難しいことです。
「20歳になったら渡したい!」というママが続出
そんな中、発売されたのが「20年をつづる母子健康手帳」。
一般社団法人「親子健康手帳普及協会」が発行しているもので、通常の母子手帳と同じような妊娠や出産にまつわる注意点なども書かれているけれど、世相を反映して、父親が子育てに参加するときの注意点なども盛り込まれています。
妊娠期の注意から思春期の心と行動についての情報も載っています!
この「20年をつづる母子健康手帳」の誕生のきっかけは、海外に住む日本人妊婦に配布するためだったんです。
将来の病気の治療や、海外渡航時のビザ取得の参考になるように、という理由だったのですが、日本在住のママたちのハートもがっちりキャッチしたというわけです。
確かに、この母子健康手帳は、小学校から先、子どもの心や体にどんな変化が起きるのかまで書いてあるので、とってもためになります。
お子さんが年頃になって、「性教育はいつごろから始めるべきなのか」という悩みの手助けにもなってくれるのです。
20年をつづる母子健康手帳(風間書房)やっと届いた。いじめや性教育などについても記述があった。#20年をつづる母子手帳 #母子手帳 pic.twitter.com/DevubnSOpf
— A.accco (@accoAlpaca) 2017年2月2日
すでに小学生や中学生のママでも大丈夫!
お子さんがある程度成長している場合は、今まで使っていたものから内容を書き写し、新たに記録し始めるパターンも。メッセージを書く欄が用意されているので、「成人したときに渡したいから、今から頑張って忘れずに書き続ける」なんて決意をするママさんの声がSNS上でも溢れていました。
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— MIKA (@FreeStyle_MIKA) 2017年2月15日
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20年をつづる母子健康手帳
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届きました
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小学生だけど
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将来のプレゼントとして
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#母子手帳#20年をつづる母子健康手帳#ママ#プレママ#妊婦さん#小学生ママ#育児#子… https://t.co/2YVlfwYEyt
成人したときだけじゃなく、反抗期に見せて「こんなに愛情いっぱい受けて育ってきた」ということを認識させるにも役立ちそうですよね。
今は携帯で気軽に写真も残せるし、育児に追われていると、きちんと紙に書くという時間も取れないかもしれません。
でも、将来子どもが喜ぶ顔を楽しみに、今からでも20年つづる母子健康手帳を始めてみませんか?
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