”時計”の読み方、どう教える?教えるポイントや楽しいアプリも!
更新日:2024.04.30
時計が自分で読めるようになると、家を出る時間だったり、準備やご飯の時間など生活リズムを整えることに繋がるので、数字が読めるようになったら少しずつ教えていきたいママパパも多いはず。
特に小学校への入学を控えていると、算数が始まったり、授業の時間が決まっているのでぜひ覚えてほしいですよね。
とはいえ、いざ教えようと思うとどのように教えればいいのか難しいもの。
この記事ではお子さまに対して、どんなふうに時計の読み方を教えればいいのか、わかりやすく3ステップと楽しく学べるアプリをご紹介します。
そもそも、時計の読み方はいつから教えても良い?
時計の読み方は小学校で1〜2年生ごろに習います。とはいえ、小学校で時間通りに行動できるように、就学前から少しずつ時計に慣れ、日常的に読み方に触れるように意識していきたいですよね。
時計の読み方を教えるタイミングは、子どもが時計に興味や関心をもったときがオススメです。数字が読めるようになったタイミングで教えてあげるのもいいですね◎
これでマスター!時計の読み方3ステップ
お子さまが数字を読めるようになったら、少しずつ教えてみましょう!時計を読むための簡単な3ステップを紹介しますので、試してみてくださいね♪
【ステップ1】短針を読むことからスタート
まずは、短針の読み方から始めましょう。おもちゃやアナログ時計などの数字が読みやすい時計を用意し、短針だけに注目させることがポイントです。
大切なのは、「学習として教えよう」とするのではなく、生活の中で時間を意識させるような声かけを繰り返すことです。
「短い針が1のところになったら、一緒にお散歩に行こうね!」
「短い針が3のところにあるから、3時のおやつの時間だね!」
など、子どもが喜ぶ声かけから始めるのがオススメ♪
短い針の見方を理解してきたら、「短い針が3のところにあるけど、今何時かな?」などと子どもに問いかけ、きちんと答えられるようになったら次のステップに進みましょう。
【ステップ2】ちょうどの時間と30分を教える
短い針が理解できるようになったら、長針の読み方も少しずつ教えていきます。「3時」「12時」などのちょうどの時刻と「7時半」、「10時半」など、30分の時刻を教えましょう。
「長い針が一番上の12にきたときが、ちょうどの時間だよ」
「短い針が11で、長い針がまっすぐ下を向いて6のところにきたら、11時30分だよ」
などの声かけから始め、「ごはんは『ちょうど』の時刻から食べ始めて半までに食べ終わろう!」といった、暮らしの中で時間の経過を意識できるような伝え方をすると、お子さまにもわかりやすく伝わります♪
【ステップ3】「分」を教える
「ちょうど」の時間と「30分」が理解できたら、次はいよいよ「分」を教えましょう。
まずは「5分」を教えることからはじめていくのがオススメです。言葉での説明だけでは難しいので、ステップ1.2と同様に、生活の中で時間を意識した声かけを行うことがポイントです。
「長い針が1のところまできたら5分だよ! 5分までにお着替えしようね!」
「長い針が10になったら50分だよ。50分になったらテレビはおしまいにしようね!」
などのように、これからの予定を伝えるときに時間を意識した声かけをすると、理解しやすくなります。
次に、「5分」が理解できたら「1分」を教えましょう。ただし、1〜60までの数を読むことができないと「分」の理解は難しいので、ステップ3については焦らずゆっくり取り組んでいきましょう!
まずは時計の小さなメモリをひとつずつ指しながら、1〜60までの数を一緒に声に出して読むことから始めます。
60まで読めるようになったら、「今は何時何分かな?」とクイズ形式で問いかけると、お子さまも楽しみながら取り組めるでしょう。
時計の読み方が身につくオススメのアプリは?
知育系アプリの中でも、時計の読み方を教えるアプリは大人気!楽しくゲーム感覚で学べるので、ぜひお子さまが喜ぶものを見つけてみてくださいね♪
オススメのアプリその①
「学研の幼児ワーク」編集部が監修した毎日楽しく遊べる知育ゲームが豊富なアプリです。わかりやすい動きやイラスト、説明音声がついていて、「かず」や「さんすう」など、時計の読み方以外にも学ぶことが可能です。
オススメのアプリその②
やさしいカニさんと一緒に、時計の勉強ができるアプリです。
とてもシンプルなつくりになっており、デザインもかわいらしいため、おもちゃで遊んでいるような感覚で勉強ができます。
その他にも、さまざまなアプリがありますので、「時計 知育」などの検索ワードでApp Store、Google Playで探してみましょう♪
アプリ以外にもYouTubeにも時計の読み方関連の動画がいっぱい!進んでいく時間を読みあげる入門編のアニメーションが多く、小さなお子さまも楽しく見られますよ。
時計が読めるようになるのは、ゆっくりで大丈夫
時計の読み方は小学校の授業で教えてくれます。急いで教えないと!とあせらなくても大丈夫。お子さまの成長にあわせて、普段の生活の声かけの中で、お子さまと一緒に楽しみながらゆっくりはじめてみてくださいね。
いかがでしたか?
今回は時計の読み方についてご紹介しました!
時計の読み方は言葉や数字だけで説明するとなかなか難しいものです。日常生活の中で、問いかけを行い、生活の中で自然に時計を見る機会を増やすことで、楽しく時計の読み方を教えてあげてくださいね。
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<スタジオアリス編集部>
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