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「食育」ってどうやってやるの?家庭でできるやり方を紹介!

2023.01.12本記事は公開日時点の内容に基づきます

「食育」という言葉をよく耳にするようになりましたが、
「でも実際に食育ってどうやったらいいの?」「なんだか難しそう…」と
感じている方も多いのではないでしょうか。

「食育」はこどもたちの生きる力につながる、大切な教育のひとつです。
そこで、「食育」の考え方や具体的なやり方について、あらためてご紹介します。

そもそも「食育」とは

「食育」という言葉自体は明治時代からあったといわれていますが
「食育」の取り組みが始まったのは平成17年。
食育基本法という法令が成立し、その後、国をはじめ地方自治体など、
さまざまな団体が食育に取り組むようになりました。

その内容をあらためて見てみると

「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。

と定義されていますが、簡単に言うと日々の“食事”について学ぶ“教育”だと言えそうです。

・心と体の健康のための食事の重要性
・食に感謝する心
・伝統的な食文化
・食品の安全性や確保について

などを学ぶことで、健康的な暮らしと食に関する基礎知識や食事のマナーを学び、
健全な食生活を実践できる力を身につけるものです。

特に、高度経済成長期から食の欧米化や生活習慣の変化が起こり
朝食を食べない小児肥満などが増加したと言われています。
このような状況の中で、あらためて食の大切さを見直すためにも、
大人も子どもも一緒に「食育」に取り組むべき時代になっているのでしょう。

「食育」はいつから始めればいいの?

実は、「食育」は生まれた時から始まると言われています。
赤ちゃんのうちは、まだ食材は食べられなくても、
目を見たり話しかけたりしながら授乳することが「食育」につながるというのです。

成長して幼稚園や保育園に行く頃には、園での「食育」が始まります。
厚生労働省は食育推進のため、保育所保育指針で次のような子どもに育てる目標を掲げているそうです。

 1.お腹がすくリズムのもてる子ども
 2.食べたいもの、好きなものが増える子ども
 3.一緒に食べたい人がいる子ども
 4.食事づくり、準備にかかわる子ども
 5.食べものを話題にする子ども

そのために、紙芝居や絵本を使ったり、クイズで楽しく学んだりなどのプログラムが組まれています。
そのほか、収穫体験や調理体験も「食育」のひとつです。

家庭でできるやり方って?

さまざまな「食育」の取り組みを見ると、「家庭でやるにはちょっと難しそう…」と
感じるかもしれませんが、実は家庭でしかできない「食育」もたくさんあります。
日常生活でできる「食育」の例をご紹介しますね。

家族みんなで楽しく食事

「食育」の取り組みのひとつとして、3つの「コショク」を避けることが大事だと言われています。
3つの「コショク」とは

固食:自分の食べたいもの・決まったものしか食べないこと
孤食:一人で食事をすること
個食:家族がそれぞれ違う物を食べること

です。
こどもが一人で食事をすると、好きなものばかり食べる固食になりやすく
栄養バランスが乱れやすくなってしまいます。
また個食は好き嫌いが多くなり、協調性もなくなると言われているため
家族で同じものを囲む食事を大切にするようにしましょう。

一緒に買い物に行く

夕飯のお買い物に行く時に、こどもと一緒に行くのも立派な「食育」のひとつ。
いつも自分が食べている料理がどんな食材からできているのか、
またどのくらいの値段なのかを知る機会になります。
お肉にはどんな種類があるのか、食卓にのぼる焼き魚は本当はどんな姿をしているのか
ひとつひとつの経験が、食材そのものへの興味を高める良いきっかけになります。

料理を一緒につくる

たまには、こどもと一緒に料理をつくってみてはいかがでしょうか。
難しいことはできなくても、卵を割ったり、野菜をちぎったりとできることはたくさんあるはず。
実際に料理づくりを体験してみると、いつも食べているご飯が手間をかけて作られたものだと理解でき
食への感謝の気持ちが生まれます。
手順を説明しながら行う料理体験は、自然と会話も生まれ
親子のコミュニケーションにもつながりますよ。

家庭菜園で野菜を育てる

食材への理解をより深めるためには、小さなプランターなどを準備して
野菜を育ててみるのも良いでしょう。
種からどのくらいの期間を経て育っていくのか身近に触れ、
育てた野菜を自分で食べるという体験も得られます。
自分で育てた野菜は格別の美味しさ!
苦労した経験があるからこそ、それまで並んでいるのが当たり前だと思っていた
スーパーの食材を見る目も変わりそうです。

いかがでしたか?

「食育」という言葉だけを聞くと、難しそうに感じてしまいますが、
楽しく食事をしたり料理をすることも立派な「食育」です。
大切なのは、こどもに「食事は楽しいもの」だと思ってもらうこと。
難しく考えすぎず、こどもとママパパと一緒に楽しく取り組んでいきたいですね。

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