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ハイハイはいつから始まる?赤ちゃんの成長段階と5つのケア方法

更新日:2024.08.22

子育て中のママパパにとって、赤ちゃんの成長を見守るのは何よりも大切なこと。そんな中で「他の赤ちゃんと比べて遅くないかな?」と、成長の様子が気になることもありますよね。 実は、赤ちゃんのハイハイは個人差が大きいものの、適切なケアと環境づくりで健やかな発達を促すことができるんです♪ 
この記事では、ハイハイの時期や成長段階、そして赤ちゃんの発達をサポートする5つのケア方法を詳しく紹介します。ハイハイ前の準備から安全な練習方法まで、赤ちゃんの健やかな成長のためにぜひお役立てください! 

この記事でわかること
・ハイハイが始まる時期
・ハイハイ中の注意点と対策

ハイハイが始まる時期と赤ちゃんの成長

赤ちゃんの成長は個性豊かで、一人ひとり異なるペースで発達していきます。ハイハイもその一つ。でも、「うちの子、まだハイハイしないけど大丈夫かな?」なんて心配になることもありますよね。そんなパパママの不安を解消すべく、ハイハイの時期や発達段階について詳しく見ていきましょう。

ハイハイはいつから始まる?平均的な時期と個人差

一般的に、赤ちゃんがハイハイを始める時期は生後7〜10ヶ月頃と言われています。でも、これはあくまで平均的な目安。早い子で5〜6ヶ月から、遅い子では1歳を過ぎてからハイハイを始めることもあります。
個人差の大きさは、赤ちゃんの体格や筋力の発達、興味の方向性によるもの。例えば、体重が軽めの赤ちゃんは、比較的早くハイハイを始める傾向があります。お座りが得意な子はハイハイより先にお座りを極めちゃったりすることも。
大切なのは、焦らずに赤ちゃんのペースを尊重することです。ゆっくりでも着実に成長している姿を温かく見守ってあげましょう◎

ハイハイの前兆は?準備段階の赤ちゃんの様子

ハイハイの前には、いくつかの「前兆」が現れます。これらの兆候を知っておくと、赤ちゃんの発達段階をより詳しく理解できますよ。

①お腹で前後に揺れる…腹這いの状態で、前後に体を揺らす
②手足をバタバタさせる…腹這いで手足を同時に動かし、進もうとする
③後ろ向きにずりずり…お尻を持ち上げて、後ろ向きに少しずつ移動する
④腕で体を支える…腹這いの状態で、腕の力で上半身を持ち上げられるようになる

これらの動きは、ハイハイに必要な筋力や協調性を養う大切な準備運動。赤ちゃんが楽しそうに体を動かす姿を見たら、大いに褒めてあげましょう!

ずりばいからハイハイへと変わる過程

ハイハイへの道のりは、実はいくつかのステップがあります。その中でも重要なのが「ずりばい」という段階。
ずりばいとは、お腹を床につけたまま、両腕で体を引っ張って前に進む動きのことです。多くの赤ちゃんは、このずりばいを経てからハイハイへと移行します。
ずりばいの期間は個人差が大きく、数週間で終わる子もいれば、数ヶ月続く子もいます。このずりばいによって、徐々に腕や肩の筋力や体幹が発達していきます。

【ずりばいからハイハイへの移行】
①ずりばいで自由に移動できるようになる
②お尻を少し持ち上げて、膝を床につける姿勢を取れるようになる
③両手と両膝を使って、少しずつ前に進めるようになる
④安定してハイハイができるようになる

この過程を理解しておくと、赤ちゃんの成長をより細やかに感じ取れるはず。一つひとつの小さな進歩を、家族みんなで喜び合いましょう♪

ハイハイを促進する5つのケア方法

赤ちゃんの頑張りを全力でサポートしたい!そんなママパパの気持ちに応える、安全で効果的なハイハイのケア方法をご紹介します。これらを活用して、赤ちゃんの成長を応援しましょう♪

1. ハイハイしやすい環境を作る

ハイハイの第一歩は、安全で快適な空間づくりから。赤ちゃんが自由に探索できる環境を整えることで、自然とハイハイへの興味が湧いてきます。
まずは、床の状態をチェック。カーペットや畳は適度な摩擦があるので、ハイハイには最適です。フローリングの場合は、滑り止めマットを敷くと◎
次に、赤ちゃんの目線で部屋を見回してみましょう。危険な物は片付け、問題なく動き回れる十分なスペースを確保することが重要です。また、ベビーサークルを活用すれば、安全な範囲内で自由に動き回れる空間を確保できますよ。

2. おもちゃを使った遊びで興味を引き出す

おもちゃは、ハイハイを促す強力な味方。赤ちゃんの好奇心をくすぐるおもちゃを使って、楽しく遊びながらハイハイの練習ができます。
試しに、音の出るボールを転がしてみましょう。赤ちゃんは音を追いかけようと、自然とハイハイの姿勢になります。
また、赤ちゃんの大好きなぬいぐるみを少し離れた場所に置いてみるのも効果的です。「取りに行きたい!」という気持ちが、ハイハイの原動力になりますよ。
注意点は、おもちゃを遠くに置きすぎないこと。まずは近いところから始めて、少しずつ距離を伸ばしていきましょう。

3. マッサージとストレッチで筋力を育てる

ハイハイには、全身の筋肉を使います。特に腕、肩、背中、お腹、足の筋肉が重要。これらの部位を優しくマッサージしたり、ストレッチしたりすることで、ハイハイに必要な筋力を育てられます。
例えば、仰向けの状態で赤ちゃんの両足を持ち、自転車こぎのような動きをさせてみましょう。これは、お腹と足の筋肉を鍛えるのに効果的です。
また、うつ伏せの状態で、おもちゃを少し高い位置に掲げてみるのも◎。赤ちゃんが首を持ち上げようとする動きが、首や背中の筋肉を鍛えます。
もちろん無理は禁物です。赤ちゃんの様子を見ながら、楽しく続けられる範囲で行いましょう。

4. 親子のコミュニケーションを楽しむ

ハイハイの練習は、親子のコミュニケーションを深める絶好の機会でもあります。楽しく遊びながら、自然とハイハイの動きを促してあげましょう。
「いないいないばぁ」は、ハイハイを促進する定番の遊び。親が少し離れた場所に隠れて、「どこだ?」と呼びかけると、赤ちゃんは探しに行こうとハイハイを始めます。
また、親子でトンネルごっこをするのもおすすめです。親が手と膝をついてトンネルを作り、赤ちゃんがくぐり抜けるように促します。これは、ハイハイの動きそのものを練習できる遊びです。
遊びの中で、たくさん褒めてあげることも大切。「すごいね!」「上手!」といった言葉かけが、赤ちゃんの自信につながりますよ♪

5. 定期的な観察と記録で成長を見守る

赤ちゃんの成長は日々変化します。定期的に観察し、記録をつけることで、小さな進歩も見逃さず、適切なサポートができます。
「腹這いの姿勢をどれくらい保てるか」「手と足の協調性はどうか」「どのくらいの距離を移動できるか」「どんなものに興味を示すか」などについて週1回程度チェックし、記録しておきましょう。スマートフォンで動画や写真を撮っておくのも◎
記録をつけることで、赤ちゃんの成長ペースがよくわかります。また、成長の喜びを家族で共有できる素敵な思い出にもなりますよ♪

これらの5つの方法を日々の生活に取り入れながら、赤ちゃんの成長を見守ってみましょう。ただし、焦らずにゆっくりと進めることが大切。赤ちゃんのペースを尊重しながら、楽しく取り組んでみてくださいね。 

スタジオアリスの赤ちゃん撮影>>

ハイハイ中の注意点:安全対策と環境づくり

赤ちゃんがハイハイを始めると、家の中が一気に探検の舞台に変わります。赤ちゃんにとってはワクワクがいっぱいですが、同時に新しい危険も増える時期でもあります。ここでは、ハイハイ中の赤ちゃんを守るための安全対策と、理想的な環境づくりについて解説します。

家の中の危険箇所チェックで事故を予防

ハイハイを始めた赤ちゃんは、驚くほど素早く移動します。そのため、事前に家の中の危険箇所をチェックし、対策を立てておきましょう。

・階段…ベビーゲートを設置して、赤ちゃんが一人で近づけないようにする
・コンセント…使用していないものにはカバーをつけて、感電を防ぐ
・家具の角…クッション材を取り付けて、ぶつかった際のケガを防ぐ
・引き出しや扉…チャイルドロックを使用して、勝手に開けられないようにする
・観葉植物…葉や土を口に入れる可能性があるため、手の届かない場所に移動させる
・小さな物…ボタン電池やコインなど、誤飲の危険がある小さな物は赤ちゃんの手の届かない場所に保管する

定期的にチェックを行い、赤ちゃんの成長に合わせた対策をしていくことが大切です。

滑りにくく清潔な環境作り

ハイハイ中の赤ちゃんにとって、床は最も重要な環境です。安全で快適なハイハイができるよう、床材にも気を配りましょう。
カーペットや畳は滑りにくく、ハイハイに適しています。フローリングの場合は、滑り止めマットを敷くと良いでしょう。また、転んだ時のケガを防ぐため、ある程度クッション性のある素材が◎
赤ちゃんが床を直接触ることを考えると、清潔に保てるように掃除や消毒がしやすい素材であることも重要です。
以上を踏まえ、夏と冬で異なる素材にするなど、温度調節にも気を付けながら選んでみてくださいね。

適切な距離感でハイハイを見守る

赤ちゃんのハイハイを見守る際は、適切な距離感を意識するのも重要です。 
まずは赤ちゃんが見えない場所に行かないよう常に注意することが重要です。そのうえで、赤ちゃんの自主性を尊重しつつ、すぐにサポートできる距離を保ちます。安全な範囲内で、赤ちゃんが十分に探索を楽しめる時間をとりましょう。疲れてしまわないように、適度に休憩をとることも大切です。
赤ちゃんのハイハイを見守ることは、親にとっても新鮮な体験ですよね。赤ちゃんの好奇心と冒険心を大切にしながら、成長の過程を優しく見守ってあげましょう♪

ハイハイから歩行へ!次のステップに向けた準備

ハイハイを始めた赤ちゃんは、どんどん行動範囲を広げていきます。この時期は、次の発達段階に向けた重要な準備期間。ハイハイを通じて得た自信と好奇心を、さらなる成長につなげてあげましょう。

つかまり立ちへの移行と注意点

ハイハイが上手になってくると、次は「つかまり立ち」にチャレンジする時期が訪れます。
低めのテーブルやソファなど、赤ちゃんが安全につかまれる場所を用意し、おもちゃを少し高い位置に置いてあげましょう。おもちゃを取ろうとする動きを促すことで、立ち上がるのに必要な筋力が鍛えられます。また、座った状態から両手を持って赤ちゃんを支えてあげ、ゆっくりと立ち上がる動作を手伝ってあげるのも◎。赤ちゃんのバランス感覚を育てるのに有効です。
つかまり立ちを始めると手の届く範囲が広がるので、テーブルの上の小物や、棚の中の危険なものは、落ちないように別の場所へ移動させておきましょう。クッション材などで転倒の対策をすることも重要です。

歩行への準備

つかまり立ちができるようになったら、いよいよ歩行への準備段階です。
まずは、ソファやテーブルにつかまりながら、横に移動する練習をしてみましょう。赤ちゃん用の手押し車を使ってみるのも◎です。
また、つかまり立ちの状態で、親子で一緒にダンスをするのもおすすめです。音楽に合わせて体を動かすことで、リズム感とバランス感覚が養われます。
これらの活動によって、赤ちゃんは少しずつ歩行に必要な筋力とバランス感覚を身につけていきます。

ハイハイが遅くて心配な場合

ハイハイの開始時期には個人差がありますが、1歳を過ぎてもハイハイをしない場合は、専門家に相談するタイミングかもしれません。

・左右どちらかの手足を使わない
・明らかに不自由そうな動きがある
・体の硬さや柔らかさが極端である
・寝返りやお座りなど、他の運動発達も遅れている
・目で物を追う、声に反応するなどの基本的な反応が弱い

以上のような場合は、小児科医や理学療法士への相談を検討しましょう。早めの確認が、赤ちゃんの健やかな成長につながります。

ハイハイは成長の大切なステップ

赤ちゃんのハイハイは、成長の大切なステップです。個人差はありますが、多くの赤ちゃんは生後7〜10ヶ月頃からハイハイを始めます。 楽しく遊びながら赤ちゃんの挑戦する姿勢を育くんでいけば、素晴らしい成長の過程を家族みんなで共有できますよ。赤ちゃんの好奇心と冒険心を大切に、この特別な時期を楽しんでくださいね♪

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スタジオアリスでは七五三、卒園・卒業、入園・入学、お宮参り、百日祝い(お食い初め)、マタニティの記念写真撮影ができます。
私たちにとって記念写真は、ご家族の絆を深め、未来へつなぐ宝もの。眺めるたび幸せを呼び起こし、時を経るほど輝きを増します。
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記事監修者
<スタジオアリス編集部>
お誕生日や七五三、お祝いなど、暮らしの中にある、さまざまなライフイベントに関する情報を発信しています。

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