赤ちゃんのハイハイはいつまで続く?知っておきたい成長の目安
更新日:2024.08.22
ハイハイの期間は個人差が大きいもの。平均的な目安はありますが、それぞれの赤ちゃんの成長ペースを尊重することが大切です。
それでも、やはり「うちの子のハイハイ、いつまで続くのかな?」と気になってしまうものですよね。この記事では、ハイハイの平均的な期間や個人差、発達段階におけるハイハイの重要性、そしてママパパが知っておきたい成長の目安を5つご紹介します。
育児の不安を解消して、赤ちゃんの成長をさらに楽しんでくださいね。
・ハイハイの期間はいつまで
・独立歩行までの成長目安
ハイハイの期間はいつまで?
ハイハイが始まるのは、赤ちゃんの成長の証。多くの親にとっても大きな喜びの瞬間ですよね♪
ただ、「うちの子のハイハイ、遅いかな?」「いつまで続くのかな?」と心配になることもあると思います。ハイハイの期間には個人差があり、それぞれの赤ちゃんのペースで成長していくものです。まずは、ハイハイの一般的な期間について見ていきましょう。
ハイハイの一般的な期間
多くの赤ちゃんは生後6〜10ヶ月頃からハイハイを始めますが、開始時期には大きな個人差があります。
ハイハイの継続期間も赤ちゃんによってさまざまです。一般的には、ハイハイを始めてから歩き出すまでの期間は2〜3ヶ月程度とされています。つまり、多くの赤ちゃんは1歳前後までハイハイを続けることになります。
中には6ヶ月以上ハイハイを続ける赤ちゃんもいますし、ハイハイの期間が短い赤ちゃんもいます。焦らずに赤ちゃん一人ひとりの成長ペースを尊重することが大切ですよ◎
個人差の要因と許容範囲
ハイハイの時期や期間については、体重、筋力の発達、環境、性格など、さまざまな要素が影響するもの。例えば、体重が軽めの赤ちゃんは比較的早くハイハイを始める傾向がありますし、好奇心旺盛な赤ちゃんはより活発にハイハイを行うこともあります。
生後1歳を過ぎてハイハイが続くことがあっても、多くの場合は問題ありません。ただし、1歳半を過ぎてもハイハイが主な移動手段である場合や、逆に全くハイハイをしない場合は、念のため小児科や専門機関へ相談するのがよいでしょう。
赤ちゃんの成長は一人ひとり違います。ハイハイの時期や期間にとらわれすぎず、お子さまの成長を温かく見守りましょう。
ハイハイの発達における重要性
ハイハイは単なる移動手段ではありません。実は、赤ちゃんの心身の発達にとても大切な役割を果たしているんです。
「ハイハイって、そんなに大切なの?」と思われるかもしれませんが、その重要性は想像以上。ハイハイを通じて、赤ちゃんはさまざまな能力を獲得していくんですよ。
運動能力の向上
ハイハイは、手や足、腕や背中など、体のさまざまな部位を使う全身運動です。そのため、ハイハイで運動能力が大きく向上します。特に腕、肩、背中、お尻、足の筋肉が鍛えられます。また、体を支えながら前に進むことでバランス感覚が得られ、手と足を交互に動かすことで左右の協調性も高まります◎
ハイハイで得られる力は、将来の歩行や、さらには細かい手の動きなどにも影響を与えると言われています。ハイハイは赤ちゃんにとって大切な経験なんですね♪
空間認識力の発達
ハイハイを通じて、赤ちゃんは自分の体と周囲の空間との関係を学んでいきます。
目標物までの距離を体で感じ取って距離感を把握し、家具や壁などの障害物を避けながら進むことで空間内の物の配置を理解します。
さらに、床の高低差や段差を体験することで奥行きの概念も理解していきます。
これらの経験は、将来の空間認識能力の基礎にもなります。将来、絵を描いたり、スポーツをしたりする際の空間把握にも役立ちますよ。
脳の発達への影響
ハイハイは脳の発達にも大きく貢献します。手足を交互に動かすことで左右の脳の連携が促進されるほか、目で見た情報と体の動きを連動させることで、視覚と体の運動の協調性も高まります◎
また、障害物を避けたり目的地に到達したりすることで、簡単な問題解決能力も育ちます。このようにして、赤ちゃんの脳には新しい神経回路を形成され、認知能力の発達が促進されていきます。
ハイハイは一見単純な動作に見えますが、実は赤ちゃんの成長にとって非常に重要な役割を果たしているんですね♪
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ママパパが知っておきたい5つの成長目安
赤ちゃんは日々、目まぐるしいほどに成長していきます。でも、他の赤ちゃんやきょうだいとのペースの差が気になることもあるでしょう。ここでは、ハイハイから歩行までの過程で、ママパパが知っておくと安心できる5つの成長目安をご紹介します。
1. ずりばいの開始
赤ちゃんの移動の最初の段階は、多くの場合「ずりばい」から始まります。この段階では、赤ちゃんはお腹を床につけたまま、両手と両足を使ってゆっくりと前に進みます。やがて、腕と脚の力が強くなってくると、お腹を床から浮かせて進む「ハイハイ」の形ができあがります。
この段階の変化について知っておき、赤ちゃんの様子をじっくり見守ってみましょう。
2. ハイハイの開始時期
多くの赤ちゃんは生後6〜10ヶ月頃にハイハイを始めます。最初はずりばいの形から始まり、徐々にお腹を浮かせたハイハイへと移行していきます。この時期、赤ちゃんの好奇心は旺盛で、興味たっぷりに周囲を探索し始めます。
ハイハイの開始が遅いからといって、必ずしも心配する必要はありません。中には、ハイハイをほとんどせずに歩き始める赤ちゃんもいます。実は、大切なのは「赤ちゃんが周囲に興味を示し、何らかの方法で移動しようとしているかどうか」です。ハイハイの有無だけで判断せず、赤ちゃんの様子をじっくり見てあげましょう◎
3. ハイハイの上達度
ハイハイを始めてから1〜2ヶ月程度で、多くの赤ちゃんはさらにハイハイがスムーズになります。この頃には、目的地に向かって素早く移動したり、障害物を避けたりもできるようになります。
ハイハイの上達は、赤ちゃんの運動能力や空間認識力の発達を確認するポイントです。上達のスピードには個人差がありますので、ゆっくりでも確実に成長している様子が見られれば大丈夫です◎
4. つかまり立ちの開始
ハイハイが上手になってくると、多くの赤ちゃんは生後8〜10ヶ月頃からつかまり立ちを始めます。家具やベッドの柵につかまって立ち上がろうとする姿が見られるようになります。
この段階では、赤ちゃんは自分の体重を支える力を伸ばします。最初は数秒しか立っていられないかもしれませんが、徐々に立っている時間が長くなっていきますよ。
つかまり立ちは、赤ちゃんが自分の体重を支える力を養う重要な段階です。この時期、家の中の安全対策を見直すことも大切ですね。
5. 伝い歩きの開始
つかまり立ちが上手になると、多くの赤ちゃんは生後9〜12ヶ月頃から伝い歩きを始めます。家具につかまりながら、横に動いたり、家具から家具へと移動したり。この段階では、赤ちゃんは自分の体重を支えながら、足を交互に動かす練習をしています。
赤ちゃんは少しずつ自信をつけ、つかまるものから手を離して立とうとしたり、数歩歩いたりするようになっていきます。赤ちゃんの探索範囲が広がるので、家の中の安全確認をさらに徹底するようにしましょう。
6. 独立歩行の開始
ついに誰の手も借りずに歩く「独立歩行」へと移ります。最初は不安定で、よく転んでしまうかもしれません。しかし、練習を重ねるごとに歩行は安定していきます。
独立歩行の開始時期には大きな個人差があり、早い子で生後9ヶ月頃から、遅い子では1歳半頃に始まることもあります。赤ちゃんが自分で立とうとする意欲を持ち、少しずつでも歩行の練習をしているかどうかを見てあげましょう。
これらの目安を知ることで、赤ちゃんの成長をより深く理解し、適切にサポートすることができます。
ただし、これらはあくまで平均的な目安だということに注意しましょう。実際にはこの通りでなくても、赤ちゃんのペースで好きにさせてあげるのも大切ですよ♪
ハイハイ期間中の適切な関わり方
赤ちゃんが自分で移動できるようになると、成長を日々見守るのもワクワクしますよね。その一方で、何をしてあげればいいのか悩むこともあるでしょう。ここでは、ハイハイ期間中の赤ちゃんをサポートするための大切なポイントをお話しします。
安全な環境づくり
ハイハイで行動範囲が広がるため、まず第一に安全な環境づくりが大切です。床に物がおいてあれば、ぶつからないように片付けておきましょう。また、家具の角にクッションを付けたり、階段に柵を設置したりして、万が一の怪我のリスクを減らしておくことが重要です。
他にも、コンセントカバーの設置やチャイルドロックも忘れずに。赤ちゃんの目線に立って部屋を確認すると、色々なことに気づけますよ◎
遊びを通じた発達の促進
遊びを通じて、より活発にハイハイさせてあげましょう。おもちゃを赤ちゃんの少し前に置いてハイハイさせたり、そこから徐々に遠いところに離して置いたりして、だんだん広い範囲の場所へ興味を持たせてあげると◎。
他にも、ママパパが四つん這いになって作ったトンネルをくぐらせたり、音のなるボールを追いかけて遊んだりすることで、赤ちゃんの運動能力や認知能力が自然と伸びていきます。
ただし、もちろん無理は禁物です。赤ちゃんの様子を見ながら、無理強いはせず楽しく遊べる範囲で行いましょう。
過度な心配を避ける
成長の個人差は大きいので、他の子と比べて焦る必要はありません。赤ちゃんの成長を温かく見守り、「できた!」を一緒に喜びましょう♪
ハイハイ期間は大切な時期です。安全に配慮しながら楽しく過ごし、素敵な思い出を作ってくださいね。
まとめ
ハイハイは赤ちゃんの成長に重要な時期で、その開始時期や期間は個人差が大きいのが特徴です。こちらでご紹介した成長の目安なども、あくまで一般的なものであり、この通りでなくても心配しすぎないようにしましょう。気になる点があれば、一人で判断せず、専門機関へ相談することをおすすめします。
わが子の成長について心配は尽きないものですが、かわいくハイハイをしていた時期は、きっと素敵な思い出として心に残るはずです。この特別な時期を楽しみながら過ごし、かけがえのない思い出を作ってくださいね。
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