みんな実際どうやっているの? 「百日祝い(お食い初め)」の正しいやり方と準備まとめ
更新日:2020.12.08
赤ちゃんの乳歯が生え始める生後100日~120日の間には、「百日祝い」というお祝いをします。その時に一緒に行う儀式が、「お食い初め(おくいぞめ)」です。
これからの人生において食べることに困らないようにとの願いを込めて、赤ちゃんに食べさせるマネをするのですが、初めてのお食い初めは何を準備すればいいか、どういう風に進めればいいか 迷ってしまいますよね。
そこで、お食い初めの準備と正しいやり方をまとめました!
・お食い初めって何?いつするの?
・お食い初めの準備と正しいやり方
そもそも、お食い初めって何?いつするの?
元気で生まれてきてくれたことに感謝し、「食べ物に困らない人生になるように」という願いを込めて行う「お食い初め」は、一般的に生後100日目(3ヵ月)前後に行います。
日程としては、ご家族がお祝いに集まりやすい休日の中で、「大安」や「友引」の日を選べば良いでしょう。もちろん、赤ちゃんの健康状態によって日にちを変更しても問題ありません。
最近では、赤ちゃんの健康を願う「お宮参り」と「お食い初め」を合わせて行う人が増えているようです。「お宮参り」は、生後1カ月くらいに行いますが、赤ちゃんの体調のことを考えて「お食い初め」の時期まで日程をずらすご家族もいらっしゃいます。
お食い初めにあたって準備するものリスト
一般的に、お食い初めをする際に準備するのは主に以下の4つです。
●お食い初め用食器
●祝箸
●お祝いの服
それぞれどのようなものを準備すれば良いか、ひとつずつ詳しく説明しますね。
●お食い初めの献立
お食い初めの献立は、鯛、赤飯、お吸い物、煮物、香の物の5品が一般的です。
この5品には、きちんと意味があるんですよ。
例えば
・赤飯:邪気祓いや魔除け、お吸い物は吸う力が強くなるようにと願いが込められています。
由来を知ると、より心を込めて用意しようという気持ちになりますよね。
あと、忘れてはいけないのが、歯固めの石です。
これは、赤ちゃんに丈夫な歯が生えることを願うためのもので福石とも呼ばれます。
お宮参りの際に神社でもらってくるのがベストですが、近所の河原で拾ったものなどでも構いません。
赤ちゃんに食べる真似をさせるのは、養い親と呼ばれる人の役目です。養い親とは、祖父母や親戚の中で一番の長寿の人を指しますが、出席者の中で一番長寿の人でかまいません。
これは、長寿をあやかるという願いを込めて、最年長者に頼みます。
食べる順番は
となります。
歯固めの石は、箸先を石につけ、その箸を赤ちゃんの歯茎にやさしく触れさせるだけでOKです。
儀式の最中に赤ちゃんがじっとしていられない場合もあるので、ママやパパがサポートしてあげると良いでしょう。どうしてもぐずってしまう場合は、簡略化しても問題ありませし、歯固め石の儀式は最後に回したり、流れが変わっても問題はありません。
また、お祝いごとということもあって、「お食い初めケーキ」を用意するご家庭も多いようです。
●お食い初め用食器
伝統的な「お食い初め」の食器として、漆器を使うことが多いのですが、男の子と女の子で色が異なるのをご存知でしたか?
男の子は上の写真のような朱塗り、女の子は外側が黒塗りで内側が朱塗りのものが基本になっています。
ただ、地方によっては反対のところもあるので、家族や親せきに確かめるのが良いでしょう。
最近では、漆器にこだわらないママ・パパも増えています。代わりに、天然の竹で作られたお食い初め用の食器を購入する方もいるようです!
また、普段から使っているお気に入りの器を並べてかわいくスタイリングす人も。形式にこだわらなくても、お祝いする気持ちがあれば「お食い初め」も楽しくできますね。
●祝箸
祝い膳に合わせて、伝統的なお食い初めでは「祝い箸」を使います。初めて箸を使う儀式であることから、「お箸初め」「箸祝い」と呼ばれることもあります。
お食い初めでの「祝い箸」は赤ちゃんが直接口にするものではありませんが、伝統を大切にするのであれば、祝い箸を用意しましょう。
●お祝いの服
お食い初めは、日本古来の行事なので和装をイメージするご家族が多いかも知れませんが、最近では赤ちゃんが着やすい洋装を選ぶご家族も多いようです。
洋装であれば普段のベビー服で問題ありません。記念撮影をきちんとしたい場合は、赤ちゃん用のドレスやタキシード風の衣装もあります。赤ちゃんのご機嫌を優先して、撮影の時にだけ衣装を着せるのも良いでしょう。
和装にしたいという場合には、「袴ロンパース」が人気です。袴風のベビーウエアで、着せやすくて簡単に和の装いを演出できる衣装です。
当日の流れはどうなるの?
献立をお祝い膳に用意、養い親が赤ちゃんを座らせる、正しい流れに沿って食べる真似をさせるという流れが一般的。
どうしてもぐずってしまう場合には、簡略化しても問題ありません。また、歯固め石の儀式は最後に回して、流れが変わっても問題はないでしょう。
「お食い初め」は、昔から大切にされてきた赤ちゃんのための大切な儀式。
伝統的なやり方もありますが、肩肘張らなくても大丈夫です。
形式ばかりにとらわれるよりも、自分たちが楽しくお祝いできるのが一番なので、ママ・パパ達のいろんなアイデアを参考にしてみてくださいね!
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スタジオアリスの赤ちゃん撮影>>
百日祝い(お食い初め)をして赤ちゃんにお祝いをしましょう!
昔ながらの百日祝いのスタイルを守るも良いですし、自分なりのアレンジを加えても楽しく準備ができるはず。
いっぱいご飯を食べて、赤ちゃんがすくすく育ってくれるように、心を込めてお祝いをしましょう!
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スタジオアリスでは七五三、卒園・卒業、入園・入学、お宮参り、百日祝い(お食い初め)、マタニティの記念写真撮影ができます。
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