100人の女性に聞きました！成人式の振袖はレンタル？購入？ママ振り？

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更新日：2020.08.22

「成人式に振袖を着たいけれど、レンタルにすべきか思い切って購入すべきか･･･？」
と迷っておられる方も多いのではないでしょうか。

実際、みんながどんな風に振袖を用意したのかとても気になりますよね。今回のPINTOでは成人式で振袖を着用した女性100人に体験談をお伺いしました。

レンタルか購入かだけでなく、振袖の準備を始めた時期や記念撮影についても詳しく聞いていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

【調査概要】
調査期間：2020年7月
調査対象：全国各地に居住する20代から40代までの女性100人
調査方法：インターネット調査
調査人数：100人

成人式の振袖はどのように準備されましたか？

レンタルを利用された方が購入者を上回り、全体の4割近くにのぼりました。
近年話題のママが着た振袖を使用した“ママ振り”も全体の2割以上を占め、大きく注目されていることがわかりますね。

では、“レンタル”と“購入”と“ママ振り”をなぜ選ばれたのか、それぞれのメリットを聞いてみると。

レンタルを利用

「小物、写真撮影、ヘアセット、化粧まですべてセットだったのでレンタルにしてよかった。返却もそのまま渡せばいいので後片付けなどが楽でよかった」
「かなりの数の振袖から選ぶことができたので、自分が納得のいくものを選ぶことができた」
「レンタルは購入よりも格段に費用が抑えられるのでよかった。そのぶん髪飾りやネイル、ヘアスタイルの費用にあてられた」
「レンタルだと成人式当日の天気が悪くても、その後のしみ抜きのことなどを心配しなくて済むのでよかったです」

レンタルでは着物だけでなく、着付けや写真撮影まで全部セットになっていて便利だったという声が数多く寄せられました。混み合う美容院や写真館を自分で手配せず、1か所で済ませられるのは確かにとっても楽チンですよね。

また、選べる着物の数の多さにも喜びの声が多数寄せられました。
レンタルといえば、かつては色柄がワンパターンで選べないイメージがありましたが、最近ではかなり事情が違うようです。さらに、レンタルだからこそ、成人式以外では着られないような派手な色柄を選べたという意見もあり、衣装選びを存分に楽しんでいる方がたくさんおられました。

新品を購入

「購入したので成人式や卒業式、結婚式など何度も着る機会があり重宝しました」
「種類が豊富で似合うものを選べたし、レンタルにはなさそうなちょっと個性的な振袖が見つかりました」
「帯もすべて自分好みにトータルで揃えられたのでよかったです」

購入は、成人式が終わってからも何度も着られることを1番のメリットに挙げている方が多くおられました。例えば、卒業式に袴と組み合わせたり、謝恩会や友人の結婚式、初詣、お茶会に使用したりなど用途は様々。またご自身だけでなく、妹やいとこに貸せるのも購入ならではの利点ですね。

レンタルでも数多くの種類から選べますが、よりオリジナリティにこだわる方が購入派には多いよう。“自分だけの着物”に感じる満足感はレンタルでは得られない喜びですね。

ママの振袖

「費用がかからなかったので良かった」
「着物から髪のセット、帯の締め方、すべてを親の時と同じにして撮影しました。親子で見比べて楽しめたのでとても楽しかったです！」
「母の着物だったので、他の人とは違う古い感じが逆に新鮮で自分的にとてもよかった」

ママの振袖は家にあるものなので費用が抑えられる点が大きなメリットですね。しかし費用面だけでなく、家族のつながりを感じられることや、ママやおばあちゃんが喜んでくれて嬉しかったとの声も多く、振袖に込められた想いを引き継げるのもママ振りの人気の秘密だと言えそうです。

振袖の準備はいつから始めましたか？

それぞれ、半年から1年前に準備を始めた方が多く、特にレンタルでは半数以上が半年前スタートでした。対して、購入では長い準備期間をとっておられる方が多く、17歳からという人も！
自分が本当に気に入る一生ものの振袖をじっくりと選ばれている様子が伺えますね。ママ振袖の場合は準備する必要がないからか、半年、もしくはそれより短く、成人式の1～2ケ月前からという方もいました。

こうして見てみると振袖の選択肢が多ければ多いほど、準備に時間がかかることがわかりますが、選ぶ際に決め手となったポイントは何だったのか聞いてみました。

「赤い色合いと華やかな花と笹の絵柄が気に入ったので」
「青い振袖がいいと決めていました。イメージにぴったりの色があったので、一目惚れで決めました」

“色とデザインが気に入ったから”という理由が圧倒的多数！　なかでも、色だけは事前に決めていき、その中からお気に入りのデザインを探したという方が多いようです。色柄はもちろん、趣の違う振袖がたくさんありますので、ある程度は絞っていかないと決められないのかもしれませんね。

「年齢を重ねても着られるようにという親の意向があり、それを踏まえた色やデザインにしました」

購入された方の中には、成人式以降に着ることを考えて選ばれた方も。振袖は未婚女性の正装ですが、袖丈を短く仕立て直せば結婚後も長く着られます。購入派の方は、今の気分よりも少し落ち着いた色目を選ぶことも覚えておきたいポイントです。

「親の振袖を見た瞬間これだと思ったため」

ママの振袖を着た方からは“色やデザインがとても気に入った“との声がほとんどでした。やはり、母と娘の好みは似ているんですね。

少し珍しいところでは、

「七五三と同じ色にすることで成長したことを表現できた」

という方も。七五三の写真と成人式の写真を並べて飾れば、大人になったことを実感できる、とてもいい思い出になりますね。

記念撮影はいつ撮りましたか？

前撮りされた方が半数以上でした。特にレンタルの方は写真撮影がレンタルにセットになっていることも多く、39人中25人と6割以上が前撮りを利用されていました。
購入の方も半数以上が前撮りを利用されています。次に当日撮りを利用されている方が多く、成人式が終わってから撮影する後撮りは、ママや親戚から借りた振袖を着た方が利用されていました。

前撮りと当日撮りはどちらがいいのか、それぞれのメリットを伺うと。

前撮り

「成人式当日の着付けは朝4時からで体力をとても使ったので、事前に撮影してよかったです」
「一生残るものなので、前撮りは時間にゆとりを持てて、着崩れたりすることもなく、自分の好みの髪型などにしてもらえて良かったです」
「前撮りだと当日バタバタしなくていいのと、前撮り時と当日のヘアスタイルや帯の締め方を変えられたので、当日にさらによくなれると思います」
「天気の良い日を選んで前撮りしたので、青空のもとで撮ることができ写真写りに満足できました」
「普段忙しい父から少し遠方の祖父母まで、記念だからと集まり、家族全員が時間に余裕を持ってゆったり撮影出来て記念に残ったことがよかったです」

当日は式の後に同窓会へ行くことも多く、想像以上にバタバタするもの。ゆったりと写真撮影だけに集中できる前撮りは、写真にこだわる方からは特に“やって良かった”との声が届いています。
また、当日の予行練習になって着姿やメイクが確認できることや、自分や家族の都合に合わせた日程でできるのも大きな魅力です。

当日撮影

「確かに当日バタバタはしましたが、持込みの手間や着付け、ヘアセットが１度だけで済むのは楽だと思います。また、成人式当日の姿を残せるのが最大のメリットだと思いました」
「着物を着るのもお金がかかるので、1日で写真も成人式もできたのでよかった」
「当日の盛り上がった気持ちのままに撮影に臨めたので、最高の笑顔の写真が撮れました」

当日撮影では、着付けやヘアセットも1度で済む気楽さが1番の利点ですね。何度も時間を取られたくないという方にオススメです。式当日の高揚した気持ちや、大人への一歩を踏み出す門出の瞬間が写せるのは当日撮影ならでは。
念入りに準備した最高の状態を写したいか、記念日の瞬間を記録したいか、自分がどのような形で思い出を残したいかをじっくりと考えてお選びください。

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