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遊びながら親子で学ぼう! 小学生向け「プログラミングアプリ」3選

更新日:2021.09.17

2020年から小学校で必修化されたプログラミング教育。国語や算数とは違って、「プログラミングって何?」というママパパも多いのではないでしょうか。まずはスマホやタブレットで使える無料のプログラミングアプリで、こどもと一緒に遊びながらプログラミングの基本を体験してみませんか。
 
今回は小学校低学年から高学年まで遊んで学べる3つの「プログラミングアプリ」をご紹介します!

そもそも「プログラミング」って何?

プログラミングとは、コンピューターにさせたいことを順番に書いた指示書(プログラム)を作る作業のこと。例えば、文字を知らない人に「あ」という文字を教えるとき、「まずは横棒を1本ひく。次に、その横棒を十字に貫くように縦棒をひく。次は…」と、文字を書くための順番を教えますよね。
 
これをコンピューター相手に行うのがプログラミングです。
させたいことの順番を書き出した指示書を「プログラム」、それを書く作業を「プログラミング」と呼んでいます。

小学校で学ぶ「プログラミング」とは?

なんだか難しそうですが、小学校で行うのはプログラムを組む作業ではなく、「プログラミングという考え方に触れる」こと。国語や算数など従来からある科目の授業の中にプログラミングの要素を取り入れて、「プログラミング的な思考」を養います。
 
授業にどのように取り入れるかは教育委員会や学校に判断が任されています。そのため、具体的な指導内容は学校ごとに異なりますが、アプリを使って「プログラミングってこういう感じなんだな」と大まかに理解していて損はないはず。
 
まずは、遊びながら学べる次のようなアプリを体験してみましょう♪

キャラクターを動かしてゲームをクリア! 「プログラミングゼミ」

公立小学校の1~3年生向けに行ったプログラミング授業から誕生した教材アプリです。「右に歩く」「ジャンプする」などの指示を与えることでキャラクターを自分の思う通りに動かし、ゲームをクリアしていきます。

テレビゲームのようにボタンやジョイスティックで操作するのではなく、指示が書かれた図形ブロックを組み合わせてキャラクターを動かすことで「プログラムを組む」という作業がイメージしやすくなります。ゴールするにはどういう手順が必要か、ものごとを順序立てて解決に導く「考えるプロセス」も鍛えられますよ♪

ママパパ、こどもたちの声!

・ゲーム感覚で学べる素晴らしいアプリでした。普段やっているアクションゲームなどがどんな仕組みで動いているのか分かります。
・7歳の子ですが、「どうやったらその動きになるか分かる」と満足して楽しんでいます。

ゲーム以外に、自分で描いた絵を取り込んでプログラムで動かすオリジナル作品を作ることもできます。ゲームに比べると難易度は上がりますが、公式サイトにあるみんなの作品例を見ていると「自分もやってみたい!」とやる気がメラメラ!同じページにある作り方のガイドブックも参考になりますよ。

プログラミングゼミ公式サイト「つくってみよう」>>

iPhone>>
Android>>

 

お絵描き系プログラミングアプリ「Viscuit(ビスケット)」

アプリの中で絵を描き、それを動かして遊ぶのが「Viscuit(ビスケット)」です。パレットで色を選んで絵を描いた後、アプリ内にある「めがね」のレンズの中にその絵を入れると、入れた場所によって絵が前や後ろ、斜めに進んだり、くるくる回ったり。操作が直感的なので絵が描ける年齢ならママパパと一緒に遊べますよ。

1つの絵を動かすのに慣れてきたら、絵をたくさん描いてパラパラマンガのように動かすことも!水中のいろんな生き物たちを動かしたり、虫やチョウチョが自由に舞うような「動く絵」を作ることもできます。お絵描きしているうちにプログラミングが学べるなんて最高ですね♪

ママパパ、こどもたちの声!

・こどもが年中さんのときから使っています。キーボードを使わないので小さい子でもすぐに始められます。
・こどもにはプログラミングしている意識はないのでしょうが、それでいいんだと思います。親の私もある程度使いこなさないと(^^;)
・このアプリ、学校で使ってます。初心者に分かりやすい、とても良いアプリです。

操作そのものは簡単ですが、「めがね」の設置方法など手順が少し分かりづらいので最初はママパパが上記のYouTubeなどで遊び方を確認してあげるのがオススメ。公式サイトに載っている様々な遊び方動画も参考にしてみましょう。

ビスケット公式サイト「遊び方動画」>>

iPhone>>
Android>>
 

小学生におなじみScratch のアプリ版 「ScratchJr(スクラッチジュニア)」

こどものプログラミング教室などでよく使われている学習用ソフト「Scratch」のアプリ版です。図形ブロックでキャラクターに指示を与えて動かすのは「プログラミングゼミ」と同じですが、こちらはゲームをクリアしていくのではなく、自分でものがたりを作るように自由に創作できるのが特徴です。

キャラクターを歩かせたりジャンプさせる動作の指示に加えて、背景の絵を選んだり、自分の声など音の追加もできます。絵や操作のバリエーションが豊富なので、本や小説などストーリーを想像するのが好きな子は特に夢中になりそうです♪

ママパパ、こどもたちの声!

・使用初日からこどもがすっかりハマって楽しんでいます。
・Scratchを気軽に楽しめる。小さなこどもから大人もプログラミングを楽しむことができます。
・プログラミング教室に行かなくてもプログラミングの勉強ができて最高です!

プログラミングを体験しながら想像力も育まれそうな、創作の自由度が高い「Scratch Jr」。最初のうちは公式サイトや関連サイトで紹介されている遊び方のお手本をチェックすると、操作が覚えやすいですよ。

Scratch Jr公式サイト「アクティビティ」>>

iPhone>>
Android>>

いかがでしたか?

いまや社会のいたるところで使われているプログラミング。プログラムを組むことはできなくても、「どういうものか」を理解しておくのは大人の私たちにも必要なことかもしれません。今回ご紹介したアプリなら、楽しく遊びながらプログラミングのイメージを掴めるはず。ぜひお子さまと一緒にチャレンジしてみてくださいね♪

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記事監修者
<スタジオアリス編集部>
お誕生日や七五三、お祝いなど、暮らしの中にある、さまざまなライフイベントに関する情報を発信しています。

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