親子で見直し!スマホやタブレットの使用について話し合おう
更新日:2021.09.19
日常生活を送る上で、なくてはならないものとなったスマホやタブレット。動画を見たりアプリでゲームを楽しんだりするだけでなく、学校や自宅での学習で使うシーンも増えてきたため、こどもの使用時間の多さを気にかけている方もいるのではないでしょうか?
長時間使用するとどんな影響があるの?
なんとなく使いすぎは良くないと分かっているけど、どんな影響があるのかはっきり知らないという方は、スマホやタブレット使用におけるデメリットを親子で勉強しておきましょう!
集中力や記憶力が低下してしまう!
スマホなどを使えば使うほど、情報のインプットが多くなります。すると、脳内の情報処理能力が落ちてしまうと言われています。この状態は「脳疲労」と呼ばれています。
脳疲労が起きると、うっかりミスが増えたり、感情をコントロールすることができなくなったりし、イライラしてキレやすくなることもあるので注意が必要です。
睡眠にも悪影響
また、スマホなどのブルーライトが原因で、目が疲れ頭痛が生じるとも言われています。体内リズムが狂ってしまうこともあるため、昼夜逆転してしまう場合も。
この他にも肩こり・ストレートネックなど、身体に不調がでてしまう場合もあるので、覚えておきましょう。
ルール作りのポイントをチェック!
スマホやタブレットを使用する前には必ずルール作りをすることが大切です。ルール作りのポイントをいくつか紹介します。
ルールを作るときは、「いつまで」「どのくらい」を明確に決めることが大切です。宿題が終わったら何時から何時まで使ってOKなど、しっかりとしたルール作りをしてみてください。
また、なぜスマホやタブレットを使いたいのか目的を決めることも大切です。例えばゲームをやりたい、YouTubeでダンス動画を見たいなど、なぜ使いたいのかもこどもに聞いておきましょう。目的も決めずにスマホやタブレットを使ってしまうと、結局ダラダラ使ってしまうことになってしまいます。
そして、いつまでどのくらいだけではなく、使用がNGなシーンも決めておきましょう。その場合、親がお手本となるような行動をとることが重要です。
▼Check Point!
小学生以上は学習でも使うことが多いと思いますので、ご家庭で話し合ってしっかりとしたルールを作るようにしてください。
アプリで制限をかけよう!
スマホやタブレットの使いすぎを防ぐために、iPhoneでは「スクリーンタイム」、アンドロイドでは「Digital Wellbeing(デジタル・ウェルビーイング)」を使用してみるのもオススメです。
使える時間や使えるアプリの設定ができるので、こどもと決めたルール通りに設定することで、使いすぎを防げます。キッズ用携帯という選択肢もあるので、候補にいれてみてください。
こんなときどうしたらいいのかを覚えておこう!
こどものスマホやタブレットの使用時間を減らすには親のサポートが大切です。スマホやタブレットの使いすきを防ぐためにできることをチェックしてみましょう!
小さいこどもにかまってあげられない時
食事の支度中などかまってあげられないシーンでは、ついついスマホやタブレットに育児を任せてしまうこともありますよね。
こどもが小さい場合、手が離せない時には語りかけてあげることでこどもの寂しさも和らぎます。「今なにしてるの?」「今日は幼稚園や保育園でなにがあったの?」など、積極的に話しかけてみましょう。
公共の場ではどうしたらいいの?
電車やバスに乗る時も、静かにすることがルールと教えて守らせることが大切です。スマホやタブレットの使用は、“公共の場でのルールが守れたら、家に帰ってからの使用はOK”とすると良いでしょう。
他の遊びに切り替えてみよう!
この他のスマホやタブレットに頼りがちなシーンでも、小さなこどもの場合は、パズルや折り紙などこどもの興味を引くものにシフトチェンジしていくことが大切です。
文字が読めるお子さまなら、読書を促してみるのもいいでしょう。
スマホやタブレットはどうやって使うかがとても大切です。例えば、ダンス動画をみながら体を一緒に動かす。折り紙の折り方などを調べてから作ってみるなど、うまく併用してみましょう。結果的に別のことに興味を持ってくれ、使用時間の削減に繋がる場合もあります。
勉強に使うときはどうしたらいいの?
小学生くらいになると調べ物をするシーンも増えますが、昔と同じようにまずは紙で調べてみるようにしましょう。便利なものに頼りすぎるのではなく、併用して使ってみてください。
親の方がついついスマホやタブレットを渡してしまうということもあるかと思うので、親子でしっかりスマホやタブレットの使用について考えてみると良いですよ。
いかがでしたか?
スマホやタブレットに振り回されて生活するのではなく、ルールを決めて上手に付き合ってみましょう。
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<スタジオアリス編集部>
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