伝統的なお正月遊びを楽しもう♪楽しいゲームを10個紹介!
- #遊び
更新日:2024.01.10
いよいよ1年の終わりが近づき、新年を迎える準備をする時期になりましたね。
お正月は初詣に行ったり、お家でゆっくり過ごしたり・・・色々な過ごし方がありますが、せっかく家族で過ごすのであれば、お正月ならではのゲームをしてみる時間をつくるのはいかがでしょうか?
この記事では、お正月に遊びたい伝統的なゲームや、家族でできるおすすめのゲームを紹介します!
お正月の伝統的なゲームとその由来を紹介!
かるたやすごろくなど、お正月のイメージがあるゲームについて、遊び方と一緒に由来を紹介します!
ゲームを楽しみながら、昔からの伝統をお子さまに知ってもらう機会にしてみてくださいね♪
①いろはかるた
読み手のよんだ「読み札」と内容が一致する「取り札」を探して取り、枚数が多い方が勝ちというルールです。
江戸時代ごろから、こどもが集まって遊ぶときによくかるたが用いられていたため、こどもが集まるイメージがあるお正月にもかるたをするようになったと言われています。
大人数でもできるため、家族全員で盛り上がりましょう♪
②すごろく
サイコロを振り、出た目の数だけゴールに向けてコマを進められるという簡単なルールです。
サイコロの目によって勝負が決まるため、「今年一年の運試し」としてお正月に遊ばれるようになったそうです。
勝敗がほとんど運によって決まり、大人とこどもに差が出ないため、誰とでも楽しみやすくお正月にぴったりですね◎
③福笑い
顔の輪郭が描かれた紙の上に、目隠しの状態で顔のパーツを置いていき、できあがった顔のおもしろさを楽しむ遊びです。
お正月の遊びとして定着した理由ははっきりとわかっていないようですが、「笑う門には福来る」ということわざの通り、みんなで笑いあえる遊びとして親しまれています。
勝負ではないため、和気あいあいと家族みんなで楽しめるゲームです!
④羽根つき
二人一組になって、バドミントンのように羽を羽子板で打ち合う遊びです。
昔は羽をつくことで「邪気をはねよける」ことができると伝えられており、新年のはじめに羽根つきをしていたそうです。
また、羽についている黒い玉は、「無患子(むくろじ)」という植物の実で、漢字の通り「こどもが病気にならない」という意味が込められています。
羽つきをすることで、無病息災が願われていたんですね◎
⑤凧揚げ
空に凧を揚げて楽しむ凧揚げ。昔から、立春の時期に空を見るのは健康に良い、といわれておりお正月の習慣の一つになったとされています。
他にも、江戸時代には男の子が生まれた家では出産祝いと健康祈願として凧揚げをする風習があり、その風習がお正月に引き継がれているという説もあります。
電線などに注意しながら、広い場所で凧揚げを楽しんでくださいね♪
⑥コマ回し
コマの回る時間の長さを競ったり、コマ同士をぶつけたりして楽しむことができます!
コマは昔から広く親しまれていて、「お金が回る」「物事が円滑に回る」縁起物として扱われていました。
それがお正月遊びとして広まっていったとされています。
⑦けん玉
いろいろな技を楽しむけん玉は、難しいからこそ成功すると嬉しいですよね。
そんなけん玉ですが、日本に伝わってきた江戸時代のときは大人が遊ぶものだったそうです。
明治時代にこども向けに改良されてから、こどもにとって身近な遊びになったようです。
お正月の遊びとして定着している理由ははっきりとはしませんが、古くからある伝統的な遊びであることには違いないので、ぜひ遊んでみてくださいね◎
⑧だるまおとし
だるまが転ばないように、小槌で段を取っていくだるま落としは、ちょっとしたスリルがあって面白いですよね。
だるま落としを成功させる=だるまを転ばせない、ということになり「今年の1年を転ばないように」という意味に繋がっているんだそうです。
だるま落としを成功させて、転ばない1年にしたいですね。
⑨お手玉
複数のお手玉を順番に空中に投げてキャッチをして・・・といった基本の遊び方から、手のひらと手の甲に交互にお手玉を乗せたりする遊び方まで、たくさんの遊び方があるお手玉。
なんと、聖徳太子の時代の遊びが現代に受け継がれたといわれています。
お正月に遊ぶようになった理由は不明ですが、幅広い年代で楽しめる遊びです。
⑩めんこ
絵や写真のある紙を地面にたたきつけ合い、相手のめんこを多く裏返して自分の物にした方が勝ちというルールです。
昔は、めんこは粘土を焼いて作られており魔よけの意味などもあったそうですが、時代に合わせて、扱いやすい紙になっていきました。
お正月に遊ぶようになった理由は不明ですが、男の子を中心に広く親しまれてきた遊びなので、他の伝統ある遊びと合わせてお正月に遊ぶようになったのかもしれませんね♪
いろんな工夫をしてもっとゲームを楽しもう!
いろいろなゲームを紹介してきましたが、ゲームをもっと面白くするために、いくつかのアイデアをご紹介します!
家族の絆を強めよう!チーム対抗戦
紹介をしてきた伝統的なゲームは、個人で楽しめるものも多いですが、あえてチーム戦にするのもおすすめです。
チーム戦にすることで、自分の順番以外でも応援などで盛り上がることができ、協調性も身につけることができますよ。
また、チーム分けによって、同じゲームでも雰囲気や戦略が変わることも・・・!こども 対 大人など、様々なチーム分けで楽しんでみてください♪
〇〇王を決めよう!トーナメント戦
たくさんのゲームがあるからこそ、それぞれの1位を決めてみるのはいかがでしょうか?
1位になった後に、「〇〇王」などとちょっとした称号をもらえると嬉しい気がしますよね。
次の年には、「〇〇王」に挑もう!というように、前年1位だった人と競うといったアレンジもできますよ!
ご褒美を用意して真剣度アップ!
けん玉やお手玉、コマなどは触ったことのないお子さまも多いはず。特にけん玉などはできるようになるまでが少し大変ですよね。
そんな時には、ゲームに合わせた目標を設定して、達成できたらご褒美を渡すという方法が良いかもしれません。
目標があることで、慣れない難しいゲームもあきらめずに真剣に取り組んでくれるかもしれません◎
いかがでしたか?
お正月ならではのゲームはどれも昔から親しまれてきたものばかりなので、日本の伝統を伝えるという意味でも大切にしていきたいですよね。
けん玉など、おもちゃの用意が必要なものもありますが、凧やコマ、すごろくなどは手作りもできますよ♪
お正月に向けて、こどもと一緒に製作から楽しんでみるのもおすすめです。
たくさんの魅力的なゲームがあって何をするか悩んでしまいますが、こどもの興味や難易度に合わせながらゲームに挑戦し、家族で楽しいお正月を過ごしてくださいね◎
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<スタジオアリス編集部>
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