インスタでも話題のSTEAM教育ってなんですか?
更新日:2022.04.20
こどもの可能性を広げるための教育法はたくさんありますが、文部科学省でも推進している教育法である「STEAM教育」のハッシュタグ「#steam教育」は、Instagramで3.6万件の投稿があるんです。ママたちの間でも注目されている教育方法であることが伺えますよね。この記事では、気になるSTEAM教育とはなんなのかについてご紹介します。
STEAM教育とは?
STEAMとは、5つの単語の頭文字を組み合わせた言葉です。
Technology=技術
Engineering=工学・ものづくり
Art=芸術・リベラルアーツ
Mathematics=数学
知識を身につける・知るだけではなく、その後につくることに繋げていく分野横断の教育方法です。以前は、Art=芸術・リベラルアーツを除いた「STEM教育」と呼ばれていましたが、Artの要素が加わりよりスキルの育成につながる教育方法として注目を集めています。
なぜSTEAM教育が重要なの?
ではなぜこの教育方法が注目を浴びているのでしょうか?
近年ではAI(人工知能)の普及率もアップし、「AIによってなくなる可能性のある仕事・職業」が発表されるなど、便利な世の中になると同時にテクノロジーの発展もめざましくなっています。
このことから、自分の考えを持ち創造することで新しいものや仕組みを生み出せる人材を増やしていくことが大切だと考えられているのです。
優秀なAIに使われるのではなく、AIを「使う」側になっていくことが大事になってきます。日本でも小学校でプログラミングの授業の導入を行ったり、スーパーサイエンスハイスクールと呼ばれる最先端の理系教育を行う指定校があるなど、確実にその取り組みは広がってきています。
自宅でできるSTEAM教育って?
自宅でSTEAM教育を行うなんて難しいのでは?と考えてしまいがちですが、「科学に興味を持つこと」や「ロジカルな思考」を鍛えることは自宅でも十分可能です。
知識を広げないことには、分野横断の思考を養うことができません。こどもにでも分かりやすい科学の本を読んでみるのもオススメです。
また、思考を鍛えるのはもちろんのこと、それを誰かに説明できるようになることもとても重要です。お子さまの話を聞きながら「なぜ?」「どうしてそうなったの?」と聞くことで、物事を順序立て説明していくトレーニングにも繋がります。
実際にママたちはどんなSTEAM教育をしているの?
●材料2つで泡作り
用意するのはクエン酸と重曹。重曹を容器に敷き詰め、食紅を入れたクエン酸水をかけるとシュワシュワと発泡してカラフルな泡になります。
色のついたクエン酸水をどのように垂らすかによってアートとしても楽しめますし、なぜ発泡するのか考えるとGOODです。
●語彙力アップに役立つ言葉ゲーム
親子で楽しめるのが「言葉ゲーム」。知らない言葉について、それがどんな意味なのか考えてみましょう。語彙力や想像力、説明する能力を鍛えるのに役立つゲームです。道具がなにもいらないので、すぐに始めることができますよ。
●どんな結晶ができるか考えよう!砂糖の結晶化実験
砂糖の結晶化実験もおすすめです。砂糖と水があればできるのでぜひチャレンジしてみてください。どんな結晶ができあがるのか考えたり、結晶になるのはどうしてなのか考えたりしてみましょう。菜箸などを使って作れば、コーヒー用の砂糖としても使えます。またモールを使って好きな形でつくれば、アート作品に仕上がりますよ。
イベント体験や、教材利用も!
最近では、STEAM教育を意識したイベントの開催も増えてきています。お住まいの地域のイベント情報をぜひ調べてみてください。
また、STEAM教育の教材で家庭学習をするという方もいるようです。多数の教材が販売されているので、お子さまが気にいるものをチョイスして、STEAM教育をはじめてみるのもオススメですよ♪
いかがでしたか?
こどもの吸収力は高いので、いろんなことを学ばせて知識の幅を広げてあげたり、考える力を身に付けられるようにサポートしてあげてください!きっとお子さまの未来に繋がっていきますよ。
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<スタジオアリス編集部>
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