おうちでもできる!今話題のモンテッソーリ教育に注目!
更新日:2021.04.23
インスタでママパパたちの話題になっている「#おうちモンテ」。聞き慣れない言葉ですが、モンテとは「モンテッソーリ教育」の略称で、家で「モンテッソーリ教育」をすることを指しているようです。
モンテッソーリ教育とは?
モンテッソーリ教育は、20世紀初頭にイタリア人の医師であり教育家でもあるマリア・ モンテッソーリ博士が考案した教育法です。こどもの自主性を育む教育法として、日本でも近年注目を集めています。
モンテッソーリ教育で重要とされているのは、こどもの発達状況や興味に合わせて、環境を整え、こどもが自分で活動できるように促してあげること。乳幼児期のモンテッソーリ教育は、前期と後期に分けて行なっていきます。
子どもの自己教育力を発揮させる環境として主に7つの教育環境が用意されています。
・粗大運動の活動
・微細運動の活動
・日常生活の練習
・言語教育
・感覚教育
・音楽
・美術
3歳から6歳までの後期は、「意識の芽生え」の時期と呼び、前期に無意識に吸収したさまざまな事柄を、意識的に整理、秩序化していく時期です。
子どもの自己教育力を発揮させる環境として主に5つの教育分野が用意されています。
・日常生活の練習
・感覚教育
・言語教育
・算数教育
・文化教育
モンテッソーリ教育では、それぞれの教育の元に教具を用意します。こどもはそれを使うことで、さまざまなことを学んでいくのです。通常のおもちゃでの遊びとは異なり、モンテッソーリ教育に基づく教具での活動は「○○のお仕事」と呼ばれています。
モンテッソーリ教育を実践するスクールでは、遊びの時間とは区別してお仕事の時間が設けられており、こどもはその時間にお仕事に取り組みます。そのため、自宅でモンテッソーリ教育を取り入れているママパパたちは、自宅でお仕事の時間を設けるようにしているようです。
モンテッソーリ教育の注意点は?
モンテッソーリ教育では、自主性が重要とされているため、基本的に教育者は教えるのではなく、こどもを見守り、自主的に活動するのを援助する役割として動くこととなります。そのため教具の使い方を過度に教えたりしないことが重要。
「モンテッソーリ教育」を取り入れたスクールもありますが、近くにない場合もありますよね。
そこでこの教育法を取り入れたいと考えているママパパは、家で「モンテッソーリ教育」を取り入れた教具を手作りしているようです。実際におうちモンテでどんなことをしているのか、SNSからチェックしてみましょう!
指の巧緻性を鍛える教具!
ポットン落としは、指の巧緻性を鍛える教具です。指を使って、小さなカラーボールを容器に落として使います。
あけうつしの教具も簡単に作れる!
物を容器から容器に移動させるあけうつしの教具もおうちモンテで人気の教具です。容器に移す際に、スプーンを使ってみたり、はしを使ってみたりすると難易度も上がります。
色に興味を持ったら、色分けのお仕事をしてみましょう
カラーボールを使った色分けのお仕事は、色の識別につながります。カラーボール以外にも色のついたプレートでもOK。慣れてきたらトングを使うと指先の訓練にも繋がります。
言語教育にぴったりの単語カード
市販のモンテッソーリ教具では、砂文字板を使いなぞることで、文字を学んでいきます。ラメの入ったマニキュアでオリジナルの単語カードを作るのは、ナイスアイディアですよね。みなさん市販のモンテッソーリ教材を真似て、いろいろ手作りしているようです。
教具は並べておくのがルール
教具はトレーに並べるのが、モンテッソーリ教育でのルールです。それを棚に並べてしまっておきましょう。教具を使う時はトレーごと机に移動してお仕事をするようにしましょう。
こどもの自主性を引き出し、活動に集中できる環境を整えるために大切なことです。
いかがでしたか?
「ゆるモンテ」のハッシュタグもあり、無理のないようにモンテッソーリ教育を取り入れている人も多くいるようです。教育法のひとつとして、選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか?
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<スタジオアリス編集部>
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