今年はこどもと一緒にひなまつりの準備!
更新日:2023.02.16
3月3日はひなまつり。
女の子をお祝いする桃の節句だということは知っていても
ひなまつりそのものの由来や、過ごし方は意外と知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、今年はこどもと一緒にひなまつりの準備を進めてみませんか。
あらためて、親子でひなまつりの意味を見直して、お飾りやお祝いの食べ物を準備すると
いつもとは違う特別なひなまつりになりますよ♪
ひなまつりの由来とは?
ひなまつりの由来には諸説ありますが、中国の五節句のうちのひとつ
「上巳(じょうし)の節句」が日本に伝わったものだと言われています。
上巳とは川で身を清めて邪気を払う行事で、
それが日本の平安時代に人形(ひとがた)を川に流して邪気を払う「流し雛」になり、
さらに貴族のこどもたちが行っていた人形遊び「ひいな遊び」と結びついて
徐々に今のようなひなまつりの形になっていったのだとか。
江戸時代の頃にはすでに、女の子のためにひな人形を飾る風習が定着していたそうです。
ひな人形を飾るのは、女の子の身代わりに厄災を引き受けるという意味があります。
また、桃の花は古来より魔除けの力があると信じられていました。
厄災を払い、魔を除ける働きなどを組み合わせることで
女の子の健やかな成長を願っているんですね。
ひなまつりはどうやって過ごす?
●ひな人形を飾る
ひなまつりと言えば、やはり「ひな人形」!
飾る時期は、立春から2月中旬にかけてがよいと言われています。
節分が終わったらひな人形を飾る、と覚えておくと忘れなさそうですね。
「一夜飾りは縁起が悪い」と言われ、お節句の前日にひな人形を飾るのはタブー。
2月から飾って気分を盛り上げ、3月3日の桃の節句が終わったら、なるべく早く片付けましょう。
●縁起の良いごちそうを準備
ひなまつりには、定番のメニューがありますが
いずれも縁起が良く、健やかな成長と幸福を祈る願いが込められたものばかり。
例えば、ちらし寿司は
腰が曲がるまで長寿を願う「えび」、将来を見通せる「レンコン」、
華やかな春の訪れを告げる「菜の花」など
縁起物の食材がたくさん使われています。
他にも、夫婦円満の象徴であるハマグリを使ったお吸い物、
色で春夏秋冬を現したひなあられなど。
彩りが鮮やかな料理が多いので、食卓がパッと華やかになりそうですね。
●家族でお祝い
特に初節句の場合は、家族や親戚が集まってお祝いをする場合が多いようです。
おいしい食事を楽しみながら、こどもの健やかな成長を願ったり
ひな人形の前で皆で一緒に記念撮影を行うのも良いですね。
今年は、こどもと一緒にひなまつりの準備♪
●オリジナルひな人形を作ってみよう!
紙コップや折り紙、お菓子の空き箱などを使って、オリジナルのひな人形を作ってみませんか?
着物の部分は千代紙を使えば簡単♪
どんな着物にしようか、どんな表情にしようか、
こどもと一緒に相談しながら作ってみると楽しそうですね。
自分の作ったひな人形が大切に部屋に飾られていれば
ひなまつりに対する期待も高まりそうですね。
●ちらし寿司をデコレーション
市販のちらし寿司の素を使えば、ご飯に混ぜるだけで簡単にちらし寿司の出来上がり。
こどもでも手軽に作れるメニューのひとつです。
さらに、仕上げはオリジナルトッピングを!
錦糸卵やサーモン、いくら、さくらでんぶなどをあらかじめ準備しておき
こどもと一緒にトッピングしましょう。
色合いや味のバランスを考えながら親子で一緒に作るちらし寿司は、格別の美味しさになりそう♪
このほかにも、桃の花を一緒に準備したり、ひなあられを買いに行ったり
いろいろな準備を一緒にしてみてくださいね。
いかがでしたか?
ひなまつりは女の子の節句ですが、春の訪れを感じる季節の行事でもあります。
女の子、男の子にこだわりすぎず、家族みんなでお飾りや食事を楽しむイベントとして、
ぜひ毎年楽しんでくださいね♪
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<スタジオアリス編集部>
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