運動会はいつから春に?秋と春に別れた今どき事情!
更新日:2024.05.17
子どもの成長を感じることのできる運動会。
さわやかな秋晴れの中で開催されているイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
ですが、近年は秋ではなく春に運動会を開催することも増えてきており、地域によっては、秋に運動会を行う学校と春に行う学校の数はほぼ同数だったという調査データもあるようです。
そんな今どきの運動会事情について、開催時期が秋と春に別れるようになった理由や、運動会を見る際の注意点などについて解説していきます♪
運動会は秋が多い?
秋に運動会が行われていた理由はいくつか説があるようです。
・晴れの日が多く、気温も適しているから
・秋は農業の閑散期で、農作業を手伝っていた子どもも参加しやすかったから
現代でも、スポーツの日の日程や晴れの日が多いというところは共通しているので、変わらず秋に開催しているのも納得です。
運動会を春にもするようになったのはどうして?
秋ではなく、春に運動会が行われるようになった理由として一番大きいのは、「熱中症予防」のためなんです!
近年は残暑が厳しくなっていて、8月を過ぎても暑い日がたくさんありますよね。
運動会の開催日程が比較的涼しい10月だったとしても、運動会の練習は残暑のきびしい9月に行われることになります。そうなると、熱中症が心配。
さらに、9月・10月は台風の時期とも重なって気温・気候が不安定なことも多いため、子どもの安全のことを考えて春に実施する学校が増えているようです♪
秋開催だと他のイベントとかぶることも
学校行事のスケジュール面で運動会は春の方が良い、という学校もあるようです。
秋は「芸術の秋」と言われているように、芸術鑑賞会・文化祭・合唱コンクールなど、他の行事が行われている学校も多いです。
秋だけでたくさんの行事を行うのは、学校のスケジュールや授業の進行度を考えるとたいへんなはず。
学校によって行事のスケジュールは違うため一概には言えませんが、運動会を春開催にすることで学校側も無理のないスケジュールが組めるのは良いことですよね◎
運動会を春に行うデメリットはある?
運動会の春開催はいいことばかりのような気がしますが、デメリットはあるのでしょうか。
春の運動会は、学年が変わってすぐの状態で行われるため、秋の運動会に比べると団結力やチームワークが磨かれていないという違いがあります。
しかし、このことは決してデメリットではありません。
春に運動会を行うことで、仲間と協力する力や、人間関係を築いていくことができるとされています◎
秋から春に変わったことのデメリットは特になく、運動会の目的が少しだけ変わったという方が正しいかもしれませんね♪
春の運動会も楽しもう!気を付けておくことは?
春の運動会で気を付けておくことは、熱中症や脱水、お弁当の管理などです。
9月〜10月ごろより快適な気温であることが多い5月ですが、紫外線はかなり強い時期です。
運動会はどうしても、長時間日光の下にいることになります。まだ5月だから、と油断せずに紫外線対策や、水分補給はしっかりと行いましょう◎
お弁当を用意する場合は、保冷もしておくと安心ですね。
お子さまのベストショットも忘れずに!
また、頑張っているお子さまをたくさん写真に残しておきたいと思っているママパパも多いはず。
ベストショットを撮影するためにも、お子さまの組分けや、団体競技など出場種目は事前に把握しておきましょう。
各種目の立ち位置や、順番まで聞いておくと撮影のタイミングや場所を絞ることができますよ!
競技以外にも、お友達と楽しそうに話している姿や、仲間を応援する姿、お弁当をおいしそうに食べる姿など、いろいろなお子さまの表情を残してあげたいですね♪
運動会で写真を上手に撮影する方法が書かれた記事もあるのでぜひ参考にしてみてください。
詳細はこちら>>
いかがでしたか?
今はまだ意外に感じられる春の運動会ですが、年々夏が暑くなっていることもあり、今後はどんどんと増えていくかもしれませんね。
地域によって、秋開催・春開催の違いはあったとしても、運動会がお子さまの成長を見られる機会であることには変わりありません。
熱中症予防や水分補給の大事さはそのままに、お子さまの頑張りをしっかりと応援してあげたいですね♪
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<スタジオアリス編集部>
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