もうすぐ桜前線到来! スマホで「桜」をキレイに撮るコツ
2021.03.18本記事は公開日時点の内容に基づきます
3月下旬になると南から順に到来する桜前線。腰を据えたお花見はむずかしくても、お散歩がてら桜を見に出かけたいものですよね。
きれいな桜を見ていると写真に残したくなりますが、いざ撮ろうとすると構図のバランスが取れなかったり、薄いピンク色がきれいに写せなかったりと苦戦しませんか?そこで今回はスマホで桜の写真を上手に撮るコツをご紹介します♪
「桜を主役」に構図を考える
素敵に見える写真に共通するのは「何がメインか」がパッと見て分かること。「主役は桜」と意識しながら構図を決めてみましょう。
構図の基本には、メインの被写体を真ん中に配置する「日の丸構図」、フレームを縦(または横)に2分割して左右(または上下)で被写体を切り替える「二分割法」、手前から奥への距離感を出す「放射線構図」などがあります。
被写体を真ん中にもってきて背景をぼかす「日の丸構図」。かわいいお花を見つけたら、まずはお花を中央に配置してアップで撮ってみましょう♪お花のピンク色もきれいに出やすいですよ。
画面の左右(または縦横)どちらかに被写体を配置する「二分割法」。青空とのコントラストが素敵ですね。
奥行きを出すことで写真に躍動感が生まれる「放射線構図」。桜並木のロケーションへ出かけたらぜひ挑戦してみたい構図です。
桜の花をアップで撮る
まずは桜の花をアップで撮ってみましょう。スマホのズーム機能を使うと画質が粗くなってしまうので、近づけるところまで自力で近づいてから撮るのがポイントです。
スマホに搭載されている「ポートレート機能」を使うと、手前にピントが合い、奥を自動でぼかしてくれるので雰囲気のある一枚が撮りやすいですよ♪
見物の人たちを上手に映り込ませる
桜の撮影につきものなのが、たくさんの見物客。今年は例年ほどではないかもしれませんが、ほかのお花見客を全く写さずに桜だけを撮るのは至難のワザです。
そういう場合は見物客の皆さんも「風景の一部」と捉えてみましょう。人より桜が主役になる構図がポイント。桜の木から少し離れて人を小さく写したり、ポートレート機能を使ってぼかすとうまくいきますよ。
まわりの建物や風景を使って
桜の名所は神社や城跡、川べりなど雰囲気のあるシチュエーションのところも多いものです。古い建物は桜との相性バツグン◎。絵になる撮影ポイントを探してみましょう。
野や山、自然と調和した風景は都会で見る桜とはひと味違った魅力。遠近感を意識した構図がポイントですよ。
青空バック、夕景や夜の光で違った雰囲気に
同じ桜も「光」が変わるとまた違った雰囲気になります。まずは晴天の日に桜の花を思いきり見上げながら空をバックに撮ってみましょう♪
夕景ならレンズを夕陽に向けて、あえて逆光で撮るのも素敵です。
露出(光の量の調節)を桜に合わせてしまうとシルエットがキレイに出ないので、画面でいちばん明るいところ=夕陽に露出のポイントを合わせるのがポイント。スマホの画面で夕陽の部分をタップすると露出の調整ができますよ。
街の中ならショーウインドウや車のテールライトが効果的な照明に!
ライトアップのあるスポットで夜桜を撮るのもいいですね。フラッシュ機能を使うと手前だけが白くなってしまいます。夜景モードやHDR機能などを使ってみましょう♪
いかがでしたか?
スマホのカメラはどんどん進化しており、簡単に素敵な写真が撮れるようになっています。標準装備の機能を試してみたり、無料のカメラアプリを使ってみるのも面白いですよ。見ているだけではもったいないキレイな桜。今年はぜひ思い出の1枚を撮ってみてくださいね♪
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