喪中のご挨拶や年賀状の返礼としても送れる!「寒中見舞い」って何?
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更新日:2021.01.01
お世話になった方や離れて暮らす方に年始のご挨拶はできましたか?喪中で年賀状が出せなかったり、うっかり年賀状を出しそびれてしまうこともありますよね。そんな時に冬のご挨拶として送りたいのが「寒中見舞い」です。
書き方は簡単ですが、出せる時期などのマナーがあるので少し注意が必要です。今回は冬のご挨拶状「寒中見舞い」の書き方・送り方をご紹介します。
寒中見舞いを送る時期は?
寒中見舞いを出せる期間は、松の内が明ける日から立春(2月3日)までと決まっています。
松の内が明ける日は地域によって違い、関東では1月8日から、関西では1月16日以降から送れる地域が多いようです。相手に届くまでの日数を考えて、遅くとも1月末までに出すといいですね。
どんな相手に送るの?
夏の「暑中見舞い」や「残暑見舞い」と同じように、寒さが厳しい季節に相手の健康を気遣って送るのが寒中見舞いの本来の目的です。日ごろお世話になっている方に送りましょう。
喪中でも送ってOK!
最近では喪中の年賀状代わりに寒中見舞いを利用する人も増えています。相手が喪中だったり、自身が喪中で年賀状を送れないとき、寒中見舞いでご挨拶しましょう。
年賀状をうっかり出し忘れたときも!
また、年賀状を出しそびれた時や、いただいた年賀状の返礼を7日までに送れなかった時も、寒中見舞いとして送るとスマートですよ。
書き方のマナーは?
暑中見舞いの冬版なので、文面も「寒中お見舞い申し上げます」から書き始めましょう。
年賀状と同じように寒中見舞い用にデザインされたハガキもありますが、最近では手描きのイラストや消しゴムハンコでデザインしたり、こどもや家族の写真をプリントするなどこだわる方も増えています。
ただし、送る相手や状況によってデザイン選びや文面で少し気を付けたいことがあります。
喪中の場合はあまり装飾がないものを
喪中の方や自身が喪中の場合は、華やかなデザインハガキは避けましょう。また、文面に「おめでとう」や「寿」などのお祝いの言葉も使わないようにします。喪中ハガキを送り忘れていた方に年賀状をいただいた返礼なら、連絡が遅れたお詫びをひと言添えましょう。
年賀状を返信しそびれた相手には
年賀状の返信を7日までにしそびれたときは、まずはいただいた年賀状のお礼を伝えます。
返信が送れたお詫びは「年始のご挨拶が遅れて申し訳ございません」と添えれば十分。間違っても「すっかり忘れていました…」などと正直に書かないようにしましょうね。
自分が寒中見舞いをもらったときは?
こちらが出す前に寒中見舞いをもらったときは、立春までに寒中見舞いで返信しましょう。「寒中見舞いをいただき、ありがとうございます」とお礼から始めるとスムーズですよ。
もし立春を過ぎてしまったら…
実は立春を過ぎると「余暇見舞い」という挨拶状が送れます。暑中見舞いに続く残暑見舞いのようなもので、2月末くらいまで送ることができます。立春ぎりぎりに寒中見舞いをいただいたときは余暇見舞いを返信するのもいいですね。
いかがでしたか?
メールやLINEが日常になった今、ハガキでお便りをもらうと新鮮な気持ちになりますよね。遠くに暮らしてなかなか会えない方に今年は「寒中見舞い」を送ってみてはいかがでしょうか。サプライズ感もあってきっと喜ばれるはず♪
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<スタジオアリス編集部>
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