基本の一眼レフの使い方を抑えて素敵な写真を撮ろう!
更新日:2021.04.19
これから一眼レフを買おうと思っている人やこどもを撮るために一眼レフを買ったばかりだけど、いつもオート撮影に頼っているという人は、基本的な一眼レフの使い方を覚えて、思うままに写真を撮ってみませんか?
今回は覚えておきたい基本的なデジタル一眼レフの使い方を紹介します!
ピントはどう合わせたらいい?
撮った写真を見返した時に、ピントがずれていたらがっかりですよね。
なによりも基本となるのが、ピントの合わせ方!オートフォーカスでピントを合わせる場合は、シャッター半押しでピントが合う機種がほとんどです。
メーカーによって呼び方は異なりますが、
・シャッター半押し中はピントを合わせ続けるモード
・それぞれを自動で切り替えてくれる機能
が搭載された機種のランナップが多いです。ピント合わせをスムーズに行えるので覚えておきましょう。
一度合わせたピントがずれることのないモードは、風景やスナップ写真に向いており、シャッター半押しでピントを合わせ続けるモードは、スポーツ写真や飛行機撮影などの動きのある被写体を撮るのに向いています。
また、被写体を捉える時のフォーカスエリアは変更が可能です。こちらもメーカーによって呼び方は異なりますが、
・動きのある被写体をゾーンでとらえるのに適したモード…特定の範囲で動く被写体を撮りたい場合に向いている
・画面にある被写体を判別して捉えるモード…複雑な動きをする被写体を撮りたい場合に向いている
が用意されていることが多いです。どんなものを撮りたいかによって設定を変えてみると、ピント合わせがすんなりいきますよ。
より厳密にピントを合わせたいなら、画面を拡大してみる、マニュアルでピントを合わせるのがオススメです!
撮影の基本となるのは、シャッター速度、絞り、ISO感度
そして一眼レフで写真を撮る時に覚えておきたいのが、シャッター速度、絞り(F値)、ISO感度という言葉。
・絞り(F値) … ピントの合う範囲決める役割があります
・ISO … 光を取り込む光の感度を数値にしたもの
オートモードで撮る場合、自動で設定してくれる項目ですが、これらを使いこなすことで撮影の幅が広がるようになります。
動きのある写真を撮るならシャッター速度を使いこなそう!
こどもの撮影をはじめとする動きのある写真を撮りたい場合は、シャッター速度優先モードで撮影してみましょう。(F値とISO感度は自動で設定されるモード)
シャッターの速度が早ければ早いほど、動きを捉えた撮影が可能です。例えば滝を撮影した場合、シャッター速度が早ければ、水しぶきまで止めて撮影できます。
逆にシャッターを遅くすれば、水の流れを表現することが可能です。しかしシャッター速度が遅くなるほど、手ぶれを起こしやすいので、遅いシャッター速度にする場合は三脚などカメラを固定できるものを使うと◎!
背景のぼかしを調節したい!そんな時は絞りを設定!
被写体をより目立たせたい場合などには、絞り(F値)を調節して撮影する絞り優先モードで撮ってみましょう。(シャッター速度とISO感度はオートで設定されるモード)
F値を小さくするほど、背景がボケるようになります。集合写真などの全体を撮りたい場合、背景までくっきり撮りたい場合はF値を大きくしてみましょう。
ISO感度は、暗い場所での手ブレ防止にも役立つ!
暗いときに写真を撮ると手ブレが生じたり、画面が真っ暗になり上手く撮影できなかったりする場合もあります。ISO感度をオートに設定していても、思い通りの写真が撮れない時はISO感度を手動で設定してみましょう。
ISO感度とは光の感度を数値にしたものです。上記の写真は、どれもF2.8、シャッター速度1/60秒で撮影した写真ですが、ISO感度を高くすることで、明るさの異なる写真に仕上がっています。
ISO感度を高くすることで、より速いスピードでシャッターを切れるようになるため、手持ちで夜景を撮りたい場合などに有効です。しかしISOを高くすればするほど、ノイズがでやすいので注意しましょう。
シャッター速度、絞り、ISO感度の関係性に気をつけて撮ろう!
シャッター速度、絞り、ISO感度にはそれぞれ関係性があり、絞りを開く(F値を小さくする)とシャッター速度が早くなり、絞りを絞る(F値を大きくする)とシャッター速度は遅くなります。
例えば撮った写真が暗く、明るい写真に仕上げたいと思った場合、シャッター速度を遅くする、またはISO感度をあげると自分が思ったような写真を撮ることが可能になってきます。オート設定でうまくいかない場合は、マニュアルで設定してみましょう。
一眼レフを使いこなそう!
とにかくたくさん練習するのが上達への近道です。一眼レフの基本的な使い方を覚えて、素敵な写真を残してみてください。
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<スタジオアリス編集部>
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