効率よく温活!カイロの使い方を覚えてあったまろう!
- #健康
更新日:2022.01.06
寒い季節の強い味方、カイロ。体が温まるという理由で使っている人が多いと思いますが、効率的な使用方法があるのはご存知でしょうか?
実は、カイロを貼る場所によって体の温まり方にも変化があるんです。正しい使用方法を知って、効率的に温まりましょう!
カイロを貼るオススメの部位って?
カイロを貼る時は、ツボを抑えて貼ることで効率よく体が温まります。どこを温めたいかによって、オススメのツボが違うのでチェックしてみてください。
全身を温めるなら首!
首には「大椎(だいつい)」と呼ばれる全身を温めるツボがあります。大椎は、下を向いたときに、首と背中の間の骨が飛び出しているところにあります。首にはそもそも太い血管があるので、首を温めることで体全体が温まりやすいんです。
どこに貼るか悩んだときは首に貼っておきましょう。
体調不良になりやすい人は背中
背中には「風門(ふうもん)」と呼ばれるツボがあります。ここは風邪に関係するツボだと言われているので、ここを温めることで体調不良の予防に繋がると考えられているのだとか。
また、背骨に沿って左右に二枚貼ることで、筋肉が凝り固まるのを防げます。
お腹には魔法のツボがある?
お腹には「気海(きかい)」というツボがあり、毎日温めてあげることで体の調子が良くなり元気に過ごせると言われています。気海はおへそから指2本分下にありますよ。
腰が特に冷える人にオススメのツボ!
腰を中心に冷えを感じる人は、おへその真裏にある「命門(めいもん)」、そこから指2本分外側の「腎兪(じんゆ)」を温めるようにカイロを貼ると腰の冷えが改善します。カイロを横向きに貼ることでどちらもカバーできるので、ぜひ試してみてください。
足を温めて全身ポカポカ!
足を中心に全体を温めたい場合は、太い血管がある足首のくるぶし周辺に貼ってみましょう。「太谿(たいけい)」という冷えによいと言われるツボもこの辺りにあるため効率的に温まることが可能です。
カイロを使う場合の注意点も覚えておこう!
とても便利なカイロですが、使用上の注意点を守らないと思わぬトラブルを招く場合もあります。ここからはやりがちなNG使用法や困ったときの解決法をご紹介します。
低温火傷に要注意!
体にカイロを当てている時、程よい温かさだと油断していると、低温火傷を起こしてしまう場合があります。以下のポイントに気をつけて使いましょう。
・直接肌にあてない
温かさを求めて、直接肌に当てるのはNGです。カイロは必ず服の上から使用するようにしてください。
・熱いと感じた時はカイロをすぐにはずす
少しでも「熱い!」と感じたらカイロをはずすようにしましょう。
・カイロがあたっている場所を圧迫しない
血流が抑えられると、肌の感覚が鈍くなってしまいます。熱さを感じづらくなってしまう点から、カイロが当たっている場所は圧迫しないようにしてください。
・長時間カイロをあてない
同じ場所にずっと当てておかないようにしましょう。就寝時の使用はもちろんNGです。幼児や高齢者、肌の弱い人は特に注意するようにしてください。
カイロは揉まなくてOK!
カイロを早く温めるために揉んでしまうという人もいると思いますが、揉んでも早く温まることはないそう。目詰まりをおこしたり、粉がかたよったりして危険なので、揉まずに使用しましょう。
処分方法に注意!
自治体によって、処分方法が違うのでチェックするようにしましょう。温かいままゴミ箱やゴミ袋にいれないように気をつけてください。
洗ってしまったら、どうすればいいの?
貼るカイロは、うっかり洗濯物に混じってしまう可能性が高いですよね。万が一洗濯してしまっても、袋が破れていなければ問題ありません。
万が一破れてしまった場合は、還元系漂白剤で洗えばいいんだそう。衣服の取り扱いの表示を確認して、洗濯をしましょう。心配な場合はクリーニング店でプロに相談すると良いでしょう。
洗濯機に鉄粉が見える場合は、乾いてから掃除機で吸い取るか拭いて落としましょう。その後鉄粉を洗い流すのが正しい対処法です。
いかがでしたか?
外遊びに行くシーンなどで使うことの多いカイロ。正しい使い方を守って、ポカポカの体で冬を乗り切りましょう!
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<スタジオアリス編集部>
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