【アンケート】こどもの自由研究ってどうしてた?
- #遊び
更新日:2023.07.18
いよいよ、こどもたちの夏休みが始まりました。
夏休みの宿題の定番と言えば“自由研究”。
何を研究しようか頭を悩ませているこどももいれば
まだ時間があるから、とテーマを決めずそのままにしていることも。
そんな様子を見て親が心配になる…というのも
もはや毎年の夏の恒例なのかもしれません。
そんな夏休みの自由研究ですが、ママパパは一体どこまで
手伝っているものなのでしょうか。
気になるご家庭の自由研究事情を、
先輩ママ100人に本音で聞いてみました!
調査期間:2023年6月14日〜2023年6月16日
調査対象:中学生以下のお子さまがいらっしゃる20〜50代までのママ・パパ
調査方法:インターネット調査
調査数:100人
昔から定番の自由研究、こどもたちが選ぶのは…?
夏休みの宿題は、現在の親世代がこどもだった頃とは
ずいぶん内容が変わってきています。
そこでまず、自由研究の宿題があるか聞いてみると…
なかには“自由研究の宿題はない”という学校もありましたが
9割以上は自由研究がある様子。
時代は変わっても、夏休みの自由研究が定番というのは
変わらないようですね。
そこで、どんな自由研究を行っているのか聞いてみました。
人気が高かったのは工作系です。
牛乳パックや爪楊枝など、身近なもので素材を準備できるのが魅力ですね。
また、アサガオの観察など昔からの定番も根強く残っていました。
それぞれの具体例をご紹介しますので、
今年の自由研究をまだ決めていないという人は参考にしてみてください。
●工作系
工作系は身近な素材を使って、様々なものを作ることができます。
具体的にどのようなものを作っていたのか見てみると…
・牛乳パックと紙粘土の貯金箱
・海で拾った貝殻を使って作った迷路
・アイスクリームの木の棒で工作
・ビーズを使ったタペストリー
・ダンボールやレジン紙粘土でジオラマ
など実に様々!
牛乳パックやスポンジ、紙粘土、アイスクリームの木の棒など
身近に手に入るものから
海で拾ったものなど自然の素材を活かしたものもありました。
作るものも、貯金箱やペン立てなど日常で使えるものから
ジオラマなどの大作まで多種多様。
どんな素材を使おうか、どんなものを作ろうか
考えるところから自由研究は始まっているのですね。
●観察系
アサガオの栽培と観察が定番ですが、他にも様々なものが観察対象になります。
例えば…
・カブトムシの成長を観察
・枝豆の成長観察
・アゲハ蝶の羽化の観察
・夏の星座の観察
など。
虫が好きな子は、アリやカブトムシなどを観察しているようです。
植物でも、アサガオではなく枝豆の観察ですと
他の子とはテーマがかぶらない発表ができそうです。
こどもが好きなものを観察対象にすれば良いので
テーマを決めるのは、こどもと一緒に考えてみるのも楽しいですね。
ただし、観察は1日1日地道に続けていくもの。
こどもがうっかり忘れてしまわないよう、
親の声かけがあると良いかもしれませんね。
●調査系
ゆっくり時間がある夏休みは、普段気になっているものについて
調査するのにピッタリです。
例えば、調査のテーマは
・海や魚について調べて絵を描いた
・花を分解して紙に貼り、それぞれ部位を調査
・トリックアートと錯覚について調査
・数種類のくらげについて調べて大きな画用紙にイラストと特徴をまとめる
身近な生活の仕組みや、好きな動物についてなど
テーマはたくさんありますね。
あらためて手にとってじっくり観察してみたり
実際の建造物を見に行ったり、さらには図書館で調べてみたり。
テーマを決めた後も、どうやって調べるのがいいか
しっかりと考える力が育まれそうです。
●その他
他にも、こんな自由研究を行ったという声がありました。
・粘土で作ったものでアニメーション作成
・水と油が混ざらない実験
・ペットボトルで竜巻をつくる実験
・住んでいるところの特産物で料理をする
アニメーション制作に挑んだり
科学が好きな子は実験を行ったりととてもユニークです。
こどもの「やってみたい!」という声が自由研究につながるんですね。
ただし、実験は思わぬ怪我や事故につながることもあるので、
必ずママパパも一緒に行いましょう。
親子揃って行うと、楽しい夏の思い出にもなりますよ。
夏休みの自由研究、親はどのくらい手伝うもの?
実際親はどのくらい手伝ったのか、本音を聞いてみると…
移動が必要な時や買い物程度は付き合ったけれど
ほとんどこどもが行ったという方が半数程度、
次に多かったのが、アイデアを出したり組み立てをサポートしたりと
半分くらい手伝ったという意見でした。
なかには親がほとんどやったという意見もありましたが
そこまで多くはありませんでした。
親は見守りのポジションで、
お店に買い出しに行くための移動など
こどもだけでは難しい場面を少しサポートする
というご家庭が多いようです。
とは言え、こどもの性格にもよるので
親がどこまで手伝うかの判断は難しいものです。
「よそはほとんど手伝っていないから」と手伝わないのではなく
こどもの様子を見ながら適切に手を差し伸べていきたいですね。
ここは注意!先輩ママの失敗ポイント!
夏休みの宿題を見守る親はハラハラドキドキしてしまい
ついいろいろと口を出したくなってしまいますよね。
でも、ここで先輩ママの失敗コメントを見てみましょう。
・親が手伝い過ぎてしまいました。
・もう少しこども主体となって考えさせてあげればよかったと思っています。
・親の意見を言い過ぎてしまい、自由さを制限させるような感じになってしまったかもしれません。
・もっと文字を大きく書いたら、など口を出してこどもがやる気をなくしてしまいました。
つい、親が口や手を出しすぎてしまって
こどもの主体性を制限してしまったのでは…
という声がたくさん!
口を挟みたくなった時は、先輩ママのコメントを思い出して
なるべくギリギリまで、こどものやる気を尊重して応援したいですね。
でも、自由研究についてはこんな嬉しいコメントもたくさん寄せられました。
・工作がもっと好きになったように思います。
・観察のために毎朝早起きをするようになりました。
・植物を自分で育てることに興味を持ちました。
・短い間でしたが継続することの大事さを覚えたと思います。
・知らないことの調べ方が分かったように思えます。
こどもが主体的に取り組むことで、
学校の学びとはまた違う、新たな成長があります。
親はその成長ををしっかりと支えていきたいですね。
いかがでしたか?
夏休みの自由研究は親も頭を悩ませるものですが
こどもの成長が見られる嬉しいものであることもわかりましたね。
これから本格的に研究に取り掛かるところですが、
先輩ママたちの言葉を思い出して、ほどよいサポートを行っていきましょう!
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<スタジオアリス編集部>
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