赤ちゃんも冬支度!スリーパーって必要?
更新日:2023.11.29
冬の寒さを感じるようになったこの季節、赤ちゃんが眠っているときに寒さで体調を崩してしまわないか、心配になってしまうこともありますよね。そんなときに検討したいのがスリーパーです。
スリーパーとは、赤ちゃん用の寝具で、パジャマの上から着せる厚手の上着のことを指します。ベストのような見た目で、様々な丈のものがあり「着るおふとん」というイメージがぴったりなアイテムです♪
さらに、生後1か月から3歳ぐらいまで長く使えることも特徴です。そんなスリーパーについて、必要な時期や選ぶポイントなどを紹介します!
スリーパーってどんなときに必要?
スリーパーの役割は、赤ちゃんを冷えから守ることです。そのため、冬の就寝時や、夏のクーラーの冷え対策として年中使うことができますよ♪夏だと暑すぎるように感じますが、通気性の良い夏用のスリーパーなどもあるため、季節によって生地を使い分けるのがおすすめです!
また、お風呂上りなどに赤ちゃんが服を着せる前に逃げ出してしまって、冷えが心配になったことはありませんか?そんなとき、スリーパーを持っていれば、一旦スリーパーをかぶせてしまうだけで赤ちゃんを湯冷めから守ってくれます。
おしゃれでかわいいスリーパーもあるので、夜、少しだけ外出するときなどにも温かくて使いやすいですよ♪
SIDSの予防にも
スリーパーにはもう一つ、SIDSの予防という役割があります。SIDSとは、赤ちゃんが眠っている間に亡くなってしまう病気です。原因ははっきりわかっていないものの、呼吸がしづらい時に起こることが多いようです。赤ちゃんは、布団が自分の口元にかぶさって苦しくても、それを動かすことができません。
しかし、スリーパーであれば布団の役割をスリーパーが担うため、布団を追加でかける必要はなく、事故の予防に効果的です。スリーパー自体も、はだけて口元に布がかぶさる心配が少ないのがメリットですよね。赤ちゃんが自分で布団を動かせるようになる年齢になるまでは、スリーパーを使うとママパパも安心できるのではないでしょうか。
スリーパーを選ぶポイント
〇形について
スリーパーには、上半身までの短めタイプから足まである長めタイプまで、様々な丈の長さがあります。さらに、袖の有無や、前開きか横開きかなど、多種多様です。
丈の長さや袖の有無については、季節に合わせて変えるのがおすすめです。長めタイプのものは赤ちゃんが成長しても使えるのがうれしいポイントですね♪
開閉の位置については、月齢に合わせて変えるのがポイントです!
例えば、前開きのものは素早く着せることができるので、動き回ってなかなか服を着てくれない年齢のお子さまにおすすめです。一方で、腕を通す必要があるので寝たまま着せることは難しいです。横開きの場合は寝たままでも着せやすいので、月齢が低いときに使用すると着脱しやすくて便利ですよ◎
〇生地について
春から夏にかけては、通気性・吸水性・速乾性が優れているガーゼ素材がおすすめです。赤ちゃんは大人よりも汗をかきやすいので、さらりとした触り心地で過ごせるようにしてあげましょう♪
秋から冬にかけては、温かさを感じやすいニット素材やタオル地のものがおすすめ。保温性に優れていて、しっかりと寒さを防ぐことができるものが安心です。
スリーパーを着せるときに気をつけたい事
スリーパーを着せる際は、サイズが合ったものを着せるようにしましょう。サイズが大きすぎるものを着せてしまうと、顔が埋もれて窒息の原因になってしまったり、動き回っているときに踏んでしまって思わぬ事故を引き起こしたりすることがあります。逆に小さいものを着せてしまうと、寝ているときに窮屈で苦しくなってしまいます。
また、赤ちゃんは大人よりも汗をかきやすいため、夏などに適さない厚い素材のスリーパーを着せてしまうと体温の上昇で脱水を引き起こしたり、あせもの原因になったりしてしまいます。
赤ちゃんの成長と季節に合わせたスリーパーを着せてあげることが重要です◎
いかがでしたか?
ひとえにスリーパーといっても、たくさんの種類があって悩んでしまいますよね。ですが、正しいものを選べば赤ちゃんが就寝時を快適に過ごせる素敵なアイテムです♪また、寝ているとき、赤ちゃんが布団からはみでていないかな…風邪をひかないかな…と心配になってしまうママパパも多いはず。
スリーパーは布団と同じように冷えを防ぎながらも、はだけることがほとんどないので、ママパパの不安も和らげてくれますよ◎
この冬はぜひスリーパーを着せて、赤ちゃんと一緒に寒さを乗り越えてみてはいかがでしょうか。
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<スタジオアリス編集部>
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