湯冷めさせたくない! ママひとりで赤ちゃんをお風呂に入れるコツ
- #0歳児
更新日:2022.02.16
生後1か月を目安に赤ちゃんと一緒にお風呂に入れるようになります。洗う役とお風呂あがりのケア役に分かれて夫婦などで助け合えるのが理想的ですが、ご家庭によって事情はさまざまで、どうしても1人で入れなければいけない状況もあります。
特に寒い冬場は湯冷めをさせないように気を遣いながら1人でお風呂に入れるのは大変ですよね。赤ちゃんも一緒に入るママパパも湯冷めせず、しっかり温まるにはどうすればいいのでしょう?今回は1人で赤ちゃんとお風呂に入る際のコツをご紹介します。
・1人で赤ちゃんとお風呂に入るコツ
・赤ちゃんとお風呂に入る際の注意点は?
入浴前はとにかく暖かく!
赤ちゃんとの入浴は、お風呂に入る前の準備から始まります。特に冬は「冷えてしまうこと」が何より心配。赤ちゃんの体温を下げないように、脱衣所もお風呂もとにかく暖かくするのがポイントです!
①脱衣場の暖房をスイッチオン!
入浴の前後に赤ちゃんを待機させたり、着替えをさせる場所(脱衣所やリビングなど)の空気をしっかり暖めます。お風呂からあがった後も寒くないように、入浴中も付けっぱなしにできるエアコンや、スイッチオンですぐに暖かくなるヒーターなどが理想的です。
着替えとバスタオルは赤ちゃん用と自分用をそれぞれ準備します。それくらい当たり前…と思うかもしれませんが、ここがけっこう大切。
人のからだは、肌に水分があると体温がどんどん奪われていきます。つまりお風呂あがりはスピードが勝負。濡れている時間をいかに短くするかが湯冷めをさせないポイントなのです。紙おむつを広げた状態にしておいたり、サッと着替えられるよう肌着やタオルの置き方も工夫してみましょう。
②服を脱ぐ前にシャワーからお湯を出す
脱衣所と同じように、入る前に浴室内も暖めておきましょう。浴槽にお湯をはっていても、冬の浴室は肌寒さを感じるはず。服を脱ぐ前にシャワーからお湯を出しておくと浴室内の温度を上げられますよ。
スタジオアリスの赤ちゃん撮影>>
先に自分のお風呂を済ませましょう
準備が整ったら、先に自分の髪やからだを洗ってしまうのがおすすめです。
自分が洗っている間、赤ちゃんは暖かくした脱衣場にバウンサーなどをセットして寝かせておきましょう。ひとりになった赤ちゃんが不安で泣いてしまうようならお風呂の扉を少し開けて、声をかけてあげたり、歌を歌ってあげるのもいいですね。
赤ちゃんをお風呂に入れましょう
自分の入浴を済ませたら、次は赤ちゃんの番。服を脱がせて浴室に入れます。
まずは38度くらいのシャワーを赤ちゃんの足元にかけてお湯に慣れさせてあげましょう。お尻などを軽く洗って、お湯をからだの下から上に優しくかけたら一緒に湯船に入ります。ここまでママパパも湯船に入っていないので、お湯につかって一段落すると気持ちも落ち着きますよ。
3~5分くらいつかったら湯船から出て、赤ちゃんの頭や顔、からだを洗ってあげます。
洗うときはタオルですべり防止を
赤ちゃんを洗うときは、顔→頭→からだの順が洗いやすいですよ。
シャンプーや石けんは泡立ててから使いますが、赤ちゃんを抱っこしながらの作業は何かと大変。泡で出てくるポンプタイプのベビー用シャンプーやボディーソープを使うと手早く、小さなストレスを回避できておすすめです。
赤ちゃんを自分の太ももに抱っこして洗うときは、泡ですべったりしないようにくれぐれも気を付けて。太ももの上に濡らしたタオルを敷くと、すべりにくく安定しますよ。
最後は湯船でポカポカに
赤ちゃんを洗い終わったら、一緒に湯船につかりましょう。
赤ちゃんは新陳代謝が活発なのでお湯の温度が熱すぎるとのぼせてしまうことも。入浴は体力を使うので、長湯は控えて3~5分を目安にあがりましょう。
お風呂上がりは手早く
先の通り、肌に水分がついていると体温はどんどん奪われます。お風呂あがりに着替えをする場所(脱衣所やリビングなど)はエアコンやヒーターなどで暖め、少しの間、裸で過ごしても寒くない温度にしておきましょう。
まずは自分のからだをタオルで拭きます。バスローブなどパッと羽織れるものがあると着替えの時間を短縮できますよ。その間、湯上りの赤ちゃんはバスタオルに包んで寒さから守ってあげましょう。
着替えの前に全身保湿も
自分の着替えを済ませたら、赤ちゃんのからだをしっかり拭いてあげます。
おむつをする前にベビーローションやクリームで全身を保湿してあげましょう。乾燥の季節の保湿ケアは特に大切。手のひらや指を使ってマッサージするように優しく塗ってあげると親子のコミュニケーションにもなりますよ。
着替えが終わったら水分補給を忘れずに。お風呂に入ると喉が渇くのは赤ちゃんも同じです。白湯やお茶、ミルクを飲ませてあげましょう。
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まとめ
赤ちゃんの入浴は気を遣うところも多いですが、準備を整えてコツをつかめばだんだん慣れてくるはずです。つい赤ちゃんの方ばかりに気持ちがいってしまいますが、お風呂はママパパにとっても大切なリフレッシュの場所。赤ちゃんもママパパもしっかり温まって、親子のお風呂時間を楽しんでくださいね。
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