シャンプーはいつから始める? 赤ちゃんの髪と頭皮のケア
2021.05.11本記事は公開日時点の内容に基づきます
新陳代謝がとても活発な赤ちゃん。汗をかきやすい季節になり、抱っこしたとき赤ちゃんの髪や頭のニオイが気になることはありませんか?そんなときはシャンプーの仕方を見直してみましょう。
今回は、赤ちゃんの髪・頭皮の洗い方、シャンプー剤の選び方や髪の乾かし方など、赤ちゃんの髪と頭皮ケアについてご紹介します♪
赤ちゃんの洗髪はいつから始める?
新生児のうちは沐浴のとき、体を洗う流れで頭を洗ってあげるママパパも多いと思います。生後間もないうちはそれで十分です。
赤ちゃんは新陳代謝が活発なので、お出かけしなくてもしっかり汗をかきます。汗をかくことで皮脂の分泌が盛んになり、その皮脂が頭皮に溜まってニオイの原因になります。沐浴のときにはお顔や体と同じように、頭皮も忘れず優しく洗ってあげましょうね。
シャンプー剤はいつから使う?
ボディ用のベビーソープでは洗いづらさを感じたり、きちんと洗っているのに頭皮にニオイを感じたり、洗った後の髪の毛がキシキシするようになったら、シャンプー剤を使い始めてみましょう。髪が増えるタイミングは個人差がとても大きいので、「生後〇カ月になったら…」ではなく、赤ちゃんにあわせて判断すれば大丈夫です。
大人用のシャンプー剤は赤ちゃんには刺激が強い成分が含まれているものもあるので、赤ちゃん用の「ベビーシャンプー」を選ぶ方が安心ですよ。
リンスは必要?
ベビーシャンプーには保湿成分が入っているので、基本的にはシャンプー剤だけで十分ですが、髪の量が多くてパサつきが気になるようなら「ベビーリンス」を使ってみましょう。
リンスをする分、時間がかかってしまうので、赤ちゃんがお風呂が苦手だったり、洗うママパパの疲労度にあわせて頻度を調節するといいですね。時短なら、リンス成分を含んだベビー用の「リンスインシャンプー」も便利です。
洗い方・ヘアケアのポイント
1.指の腹で優しく「洗う」
シャンプーのお湯の温度は38度~40度くらいが目安です。手や桶を使って、洗う前に頭皮や髪の毛をしっかり濡らします。
シャンプー剤は頭皮に直接つけるのではなく、手にとって泡立ててから髪の毛へ。洗顔用の泡立てネットを使ったり、最初から泡状で出てくるポンプタイプのシャンプー剤も便利ですよ。
洗うときは爪を立てず、指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗います。くるくる円を描くように洗ってあげましょう。
2.しっかり「すすいで」成分を残さない
シャンプーは丁寧な「すすぎ」が大切。シャンプー剤などの成分が頭皮に残っていると、かゆみやかぶれなどトラブルの原因になることがあるからです。耳の後ろや首元なども泡や成分が残りやすいので、しっかり洗い流してあげましょうね。
すすぎを嫌がったり、怖がるようなら赤ちゃん用のシャンプーハットを使ってみるのもいいですね。インターネットやドラッグストアなどで販売されており、生後6か月頃から使えるものが多いようです。
3.基本はタオルで「乾かす」
赤ちゃんは頭皮が薄く、ドライヤーの温風は刺激が強すぎます。お風呂上りの濡れた髪はタオルで拭いて、自然乾燥すれば十分です。
髪の量が増えて、乾くまで時間がかかるようになってきたら、ドライヤーの弱い温風や冷風を遠くから当てて様子をみましょう。
いかがでしたか?
毎日、元気に汗をかく赤ちゃん。気温が上がるにつれて、ますます皮脂の量も増えてきます。髪の毛が増えるタイミングや髪質は個人差が大きく、兄弟や姉妹で違うこともよくあります。成長の様子を見ながら、毎日のヘアケアで頭皮を清潔に保ってあげてくださいね。
<スタジオアリス編集部>
お誕生日や七五三、お祝いなど、暮らしの中にある、さまざまなライフイベントに関する情報を発信しています。
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