節分ってなあに?こどもと節分の話をしてみよう♪
更新日:2024.02.05
お正月の次のイベントといえば、節分という方も多いのではないでしょうか。
お店に恵方巻や豆が並んだりすると季節を感じますよね。
お子さまと一緒に季節の行事を楽しめるよう、節分の意味や由来をわかりやすくお子さまに伝えてみませんか?
この記事では、節分の意味や由来、豆まきの楽しみ方、気を付けたいことなど節分にまつわるいろいろなことをご紹介します♪
節分ってどんな日?由来は?
節分は、暦上で春のはじまりである「立春」の前日と決められており、「季節の分かれ目」という漢字の意味通り、冬と春の分かれ目になっています。
季節の分かれ目は邪気が入りやすいと言われており、その邪気を祓うために「鬼は外、福は内」と豆をまくようになったそうです。
なぜ豆なのかというと、中国の古典に、大豆について「鬼毒を殺し、痛みを止める」と書かれているのが理由とされています。
また、「豆」を「魔目(まめ)」と読ませて、鬼の目にぶつけて魔滅(まめつ)するといった語呂合わせや、「射る」を「炒る」と読ませて炒り豆を使うという語呂合わせから、という説も。
一方、恵方巻を節分に食べるようになった理由は諸説あるようですが、幸運をつかさどる神様がいる恵方の方向を向いて巻き寿司を食べると縁起が良いとされているようです。
節分といえば2月3日のイメージがありますが、立春の日によって変わるため、たまに2月3日以外の日が節分になることがあるのでご注意くださいね♪
2024年の節分は2月3日!こどもと一緒に節分を楽しもう!
〇豆まきをする
邪気の象徴である鬼を追い払い、福を招くためにも豆まきはぜひ行いたいですよね。
こどもに楽しんでもらうためにも、ママパパのどちらかが鬼の役をしてみるのはいかがでしょうか?
豆まきは、鬼がやってくる夜に行うのが一般的です。鬼を外に追い出すような形で豆を投げていき、追い出したあとに、福は内と言いながら部屋に豆をまいていきましょう。
また、節分に向けて鬼のお面や豆を入れる箱などをお子さまと一緒に作っておくと、当日の楽しさも倍増するかもしれませんよ◎
〇豆を食べる
豆まきで邪気を祓ったあとは、歳の数だけ豆を食べるのがおすすめです。
歳の数だけ豆を食べることで、福を取り込み、1年間健康に過ごせるようになると言われています。
〇柊鰯(ひいらぎいわし)で節分の飾り付けをする
鬼は豆のほかにも、鰯の匂いを嫌うとされています。また、柊のとげのある葉っぱは鬼の目を刺すため家の中に鬼が入るのを防ぐと言われています。
そのため、節分の日には柊と鰯が玄関に飾られるようになりました。
実物を用意するのは難しいと思いますが、お子さまと一緒に折り紙やフェルトなどで作製し、飾っておくと節分らしさを感じられておすすめです◎
〇恵方巻を食べる
2024年の恵方は、「東北東」です。豆を食べるのと同じく、福を招くために恵方巻も一緒に食べましょう♪
恵方巻を食べる際は、
・恵方の方角を向く
・無言で食べる
・包丁などで切らず、一本を食べきる(縁や福が切れないようにするため)
といったことに気を付けましょう。
恵方の方角も毎年変わるので、食べる前に確認をするようにしましょう。
こどもが鬼を怖がったときなど、節分で気をつけることは?
ママパパが演じる鬼だとしても、こどもたちからしてみれば怖いもの。
鬼を怖がることも想定して、事前に「鬼が来ても大丈夫」ということや、「豆を投げれば帰っていく」ことなどを伝えてあげましょう。
心配なようであれば、事前に鬼が登場する絵本などを読んでおくのも良いですね◎
鬼の役をするママパパ側も、大きい声を出すなどの怖い行動をとらないようにしましょう。
当日、お子さまが怖がった場合は無理をせずに、豆をまかれたらすぐに退散するようにするのがおすすめです。
ママパパ・お子さまのどちらにとっても楽しい節分にしてきましょう♪
他にも、お子さまがのどに豆を詰まらせてしまうことがないように注意しておきましょう。
消費者庁も、かたくてかみ砕く必要のある豆やナッツ類などについて「5歳以下には食べさせないで」と注意を呼びかけているため、小さなお子さまがいるご家庭は、特に注意が必要です。
いかがでしたか?
邪気を祓って福を呼び込む節分。
ご家族全員の1年間の健康を願うためにも、大切にしていきたい行事ですよね。
鬼を怖がる心配や、誤嚥の心配があったりと、気を付けておくべきポイントもありますが、楽しめるポイントもたくさんある行事です♪
こどもに節分の由来や意味をお話して、ぜひ節分のイベントを楽しんでみてくださいね!
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<スタジオアリス編集部>
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