離乳食からリメイク料理まで☆ 「七草がゆ」を楽しんじゃおう!
2017.01.06本記事は公開日時点の内容に基づきます
一年の無病息災を願って、1月7日に食べられてきた七草がゆ。スーパーでも「春の七草」がセットになったパックが販売されていて、手軽に七草がゆを楽しめるようになりました。
独身時代はあまり食べなかったけど、ママになって「子どもに食べさせてあげたい」とチャレンジするようになった人も多いのでは?
今回は、七草がゆのアレンジを楽しんでいるママのアイディアをご紹介します☆
どうして「七草がゆ」を食べるの?
1月7日は、「人日(じんじつ)の節句」で別名「七草の節句」とされています。これは江戸時代に制定された五節句(人日/上巳/端午/七夕/重陽)のひとつ。
七草がゆは古くから伝わる日本の行事食で、一年の無病息災を願って1月7日の朝に食べられています。また、おせち料理やお酒などお正月のごちそう続きで疲れた胃腸を休める役割があることでも知られています。
「春の七草」とされるのは、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ。七草がそろわない地域など、七草以外の具材を入れて7種にしたり、おかゆではなくて雑炊や汁物、和え物などで七草を食べたりと、地方によってもその習慣はさまざまです。
土鍋でじっくり炊きあげたスタンダードな七草がゆ。おいしそうですね~!
炊飯器のおかゆモードでも作ることができますよ。
七草がゆの具材は地域によってもさまざま。
こちらは鹿児島特有の七草がゆだそう。
ニンジンやゴボウ、かまぼこも入っています。
七草パックやフリーズドライが便利
年が明けて7日が近づくと、スーパーの店頭には「春の七草」がパックに詰められた商品がズラリと並びます。
最近では七草をフリーズドライにした商品も販売されていて、より手軽に七草がゆを楽しめます。
おかゆにも使えるお茶づけの素もあるそうです。
ご飯にかけて、お湯を注ぐだけで完成☆
これは便利ですね!
離乳食&幼児食にもピッタリ♪
七草がゆは、赤ちゃんの離乳食や幼児食にもピッタリ。細かく刻んだりすりつぶしたりして、上手に取り入れたいですよね♪
離乳食後期の1歳児さんの七草がゆ。煮干し昆布の出汁で、優しい味わいにしているそうですよ。
おやつや給食で七草がゆが出てくる保育園や幼稚園もあるそうです。
こちらは保育園のおやつで出てきた七草入りのおにぎりを参考に、ご自宅で作られたそう。
おかゆが苦手なお子さんでも、おにぎりなら喜んでくれそうですよね☆
小学生ぐらいのお子さんなら、親子で七草がゆ作りにチャレンジするのもステキですね♡
日本の慣習を体験でき、食育にもなって一石二鳥です。
おかゆが苦手な人には簡単アレンジ☆
具材を加えたり味を変えてみたりして、簡単アレンジを楽しんでいる人もたくさん。卵を加えたり、中華スープやコンソメで味付けを変えたりする人が多いようです。七草の草っぽい味や単調な味のおかゆが苦手な人にオススメですよ。
チーズを加えてリゾット風になった七草がゆ。サラダとも相性抜群ですね♪
続いては、韓国料理のクッパ風。豆もやしや卵、韓国のりが加わっています。おいしそう!
インスタグラムでは、七草がゆにイクラを載せている人もチラホラ。
艶やかなイクラで、グ~ンと華やかになりますね
ちぢみほうれん草や豚肉などを加えた七草がゆに、オリジナルのタレをかけています。いろんな味が楽しめて、おいしそうですよね~♪
このアイディアはなかった!?斬新アレンジ
おかゆが苦手な子どもたちのために、ママたちは試行錯誤。斬新なアイディアも生まれています。
こちらは七草にベーコンなどを加えた炒飯。七草がゆを食べてくれないお子さんも、これは完食したそうです☆
唐辛子やシラスを加え、七草パスタに変身! クリームパスタにしてもおいしそうです♪
七草を夕食に登場させるには、おかゆでは物足りない…ということで考案された七草を使ったきりたんぽ鍋。ネギやお肉など、栄養満点な感じがします。
残った七草がゆを大胆リメイク
続いては、残ってしまった七草がゆをリメイクしたメニュー。ランチにピッタリです。
なんと七草がゆを、お好み焼きにリメイク!
七草がゆに卵と小麦粉を混ぜ合わせ、キャベツを混ぜて焼くだけなのだそう。
こちらはゴマ油でじっくりチヂミ風に焼き上げたリメイク料理。
ゴマ油の香りが食欲をそそります♡
いかがでしたか?
今回は、スタンダードな七草がゆをはじめ、アレンジ料理をご紹介しました。七草の草っぽい感じが苦手な人やおかゆ自体が苦手な人は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
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