1月7日は七草の節句! 定番からアレンジまで「七草がゆ」を楽しんじゃおう♪
更新日:2022.01.29
無病息災を願って、1月7日にいただく「七草がゆ」。スーパーでも「春の七草」をセットにしたパックが販売されるなど、手軽に七草がゆを楽しめるようになりました。
独身時代はあまり食べなかったけれど、ママパパになって「こどもに日本の風習を教えてあげたい」と興味を持つ方も多いのではないでしょうか。今回は七草がゆの作り方やアレンジなどをご紹介します。
どうして「七草がゆ」を食べるの?
「七草がゆ」を食べるのは1月7日。この日は「人日(じんじつ)の節句」にあたり、昔の中国では7種類の野菜を入れた汁物を食べて1年間の無病息災を願う日でした。
この風習が日本に伝わり、そのほかの風習と結びついて現在の七草がゆになったそうです。1月7日はタイミング的にも、おせち料理やお酒などお正月のごちそう続きで胃腸が疲れている頃。消化の良いおかゆでからだをいたわる意味もあります。
春の七草を覚えよう♪
ところで、七草がゆに入れる「春の七草」を言えますか?最もポピュラーなのは5・7・5・7・7のリズムで覚える方法です。
口に出して読んでみましょう♪
ごぎょう、はこべら、ほとけのざ
すずな、すずしろ
これぞ七草
繰り返し口ずさんでいると、案外すぐに覚えられますよ。
七草パックやフリーズドライが便利
年が明けて7日が近づくと、スーパーの催事コーナーや野菜コーナーに「春の七草」のパック詰めが並びます。昔のように7種類を個別に買わなくていいので、とても便利です。
さらに手軽なのは、フリーズドライタイプ。炊き上がったおかゆに混ぜるだけで、七草がゆの気分を楽しめますよ♪
購入は1月5日頃がオススメ
七草パックは早いお店では初売りから店頭に並ぶこともありますが、鮮度を考えると1月5日~6日の早い時間帯の購入がおすすめです。
七草がゆは7日の朝に食べる家庭が多いので、6日の遅い時間になると売り切れてしまうことも。早すぎず、遅すぎずの5日くらいに様子を見るのがよさそうです。
炊飯器で作る「七草がゆ」
土鍋で炊くのもおいしいですが、手軽で失敗しにくいのは炊飯器。おかゆモードがついている炊飯器なら、簡単な下ごしらえで七草がゆが作れます。
1.七草の根元をそれぞれ切り落とす
2.すずな(カブ)、すずしろ(大根)は葉と白い部分に分ける。白い部分は2mm幅のいちょう切りに。葉は粗みじん切りにする
3.残りの七草も粗みじん切りにする
4.炊飯器にお米、水、塩少々を入れて、おかゆモードで炊く
5.炊き上がったら、粗みじん切りにした七草を入れて混ぜる
6.10分程度蒸らせば出来上がり♪
おかゆを炊く際、塩のほかに、和風の顆粒だし(米1/2合に対して小さじ2程度)や白だし(同/大さじ1程度)を入れると味が少し濃くなって風味が増しますよ。
こどもも食べやすい♪七草がゆアレンジ
からだに優しい七草がゆですが、小さなこどもは特有の青臭さなどが苦手かもしれません。そういう場合はだしやトッピングでアレンジしてみてはいかがでしょうか。
中華がゆ風にアレンジした七草がゆ。鶏ガラスープの素を使って、雑炊のようにスープたっぷりに。溶きタマゴやちりめんじゃこのトッピングもおいしそう♪
鶏ガラスープ×昆布だし×豆乳のアレンジ。だしの旨みに豆乳のまろやかさが加わって、シチューのような見た目もこどもたちが喜びそうですね。
焼き餅を入れるアイデアはこの季節ならでは。焼いたお餅の香ばしさと、だしをたっぷり吸ったやわらかい食感のコントラストも大満足。小腹が空いたときにもいいですね。
ほかにもSNSで検索すると、様々なご家庭の七草がゆアレンジが見つかります。興味がある方は「#七草粥アレンジ」で検索してみましょう♪
いかがでしたか?
昔から親しまれてきた日本の風習「七草がゆ」。おかゆを美味しく楽しむことはもちろん、春の七草は知識として覚えておいて損はありません。この機会に「せり、なずな~」と口ずさみながら、こどもたちと一緒に覚えてみてはいかがでしょうか♪
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<スタジオアリス編集部>
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