国民の祝日も教育も!2020年から新しく変化すること
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更新日:2019.12.24
2020年は東京オリンピックが開催される記念すべき年ですが、同時にいろんな変化が起きる年でもあります。この年だけ祝日が移動したり、教育改革が行われたりしているのでしっかりチェックしておきましょう!
祝日が変わる!海の日や山の日も移動
「海の日」といえば7月の第3月曜日でしたよね。
でも、2020年だけは7月23日(木)になります。また、10月の第2月曜日だった「体育の日」は「スポーツの日」と名前を変えて、7月24日(金)に。さらには、8月11日の「山の日」も8月10日(月)に移動します。
聞きなれない祝日の移動ですが、なぜこんなことが起こったかというと東京オリンピックが関係しているんです。東京オリンピックの観戦に、国内外からたくさんの人がやってきて交通機関の混雑が予想されます。祝日をこの時期に設けることで学校や会社が休みになって、通学通勤の人が減るので、混雑も緩和されるのでは…という期待が込められているんです。
2020年は7月23日~7月26日が4連休、8月8日~8月10日が3連休に!自宅でオリンピックを観戦したり、どこかに旅行に出かけたり、せっかくのお休みですから早めにスケジュールを立てて有意義に過ごしたいですね。
ちなみに、「天皇誕生日」も新しい天皇陛下が即位されたので、2020年2月23日となります。2020年2月23日は日曜日のため、翌24日の月曜日が振替休日となります。
甲子園での全国高校野球選手権も8月開催に
第102回全国高校野球選手権大会も東京オリンピックの影響で日程が変わります。
開幕は2020年8月10日、準々決勝と準決勝翌日の休養日2日間を含む16日間で開催されることになり、日程が順調に消化されれば、決勝は東京パラリンピックが開幕する8月25日になります。毎年楽しみにしている方は、チェックしておいてくださいね。
新学習指導要領で何が変わるの!?
2020年は、日本の教育が大きく変わります。幼稚園から高等学校の学習指導要領が改訂され、近頃ニュースを賑わせていた大学入試改革も行われるからです。
新しい指導要領では、生きていくために必要な知識や技能 、思考力・判断力・表現力、
学びに向かう力、人間性を身に付けることが目標とされています。
具体的に何が変わるか見ていきましょう。
まず、小学校3年生と4年生に外国語活動の授業が必修化されます。
さらに、5年生と6年生には外国語がスタートします。中学校以上では、これまでより「読む・聞く・話す・書く」の4技能がさらに重視されるようになります。
同じく必修化されるプログラミング教育ですが、新しい教科が設けられるわけではありません。プログラミングは理科や算数の時間に組み込まれていて、コンピューターを使って何かを作る体験をすることで、何か問題があるときにそれを解決するための方法を考え、予測し、解決するプログラミング的思考を培っていきます。
また、今までのように先生が知識を教える授業スタイルではなく、こどもたちが自ら調べて発言をして、みんなで意見を交換しながら学習を進めるアクティブ・ラーニングが取り入れられます。自分の意見をきちんと発言する大切さを学ぶことができそうですね。
変化についていけるよう情報収集も忘れずに
いかがでしたか?祝日の移動も大きな変化ですが、子育てファミリーが一番気になるのは、新しくなる学習指導要領でこどもたちにどんな変化が訪れるかですよね。英語やプログラミング教育、アクティブ・ラーニングなどは私立小学校などでは、すでに取り入れられているので、実際はどんな感じなのか前もって集めておくのもいいですね。
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<スタジオアリス編集部>
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