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栄養満点だけど頑張りすぎない♪ 離乳食の時短テク!

更新日:2021.05.09

初めての離乳食作りは戸惑うママパパも少なくありません。食べやすいように具材をすり潰したり、塩分を控えた味付けや加熱に気を配ったり。安全で栄養いっぱいの離乳食を食べさせてあげたいと思う気持ちはやまやまですが、あまり頑張りすぎるとママパパが疲れてしまいます。
 
食事は毎日のこと。だからこそ適度に手間を省くことも大切です。上手にラクできる離乳食の時短テクをご紹介します♪

まずはキホン!離乳食で気をつけること

離乳食でまず気をつけたいのが安全面。赤ちゃんは免疫力が低いので「菌をつけない、増やさない、殺菌する」が基本です。菌が多く含まれている生ものはあげないこと、また菌は目に見えないので調理の前後には手をきれいに洗い、まな板や包丁など使う道具の衛生にも気をつけて。
 
作り置きをする場合、冷蔵庫・冷凍庫に入れる前にしっかり粗熱をとることも大切です。冷蔵庫で保存する場合は2~3日程度、冷凍保存は1~2週間を目途に使い切りましょう。

おかゆは炊飯器で一緒に

離乳食はおかゆから始めるのがおすすめです。とはいえ、毎日おかゆを炊くのは大変ですよね。そこで、大人のご飯を炊くときに炊飯器で一緒におかゆを作ってしまいましょう♪
 
まずは炊飯器に大人用のお米と適量のお水をセット。次に、マグカップや湯飲み茶碗など、深めの耐熱容器に赤ちゃん用のお米とお水を入れます(例えば10倍がゆなら、白米大さじ1に対して水はその10倍)。あとは炊飯釜の真ん中に、その耐熱容器を置いて炊飯ボタンを押せばOK。
 
大人用のご飯と、赤ちゃん用のおかゆが一緒に出来上がります♪

おだしのフリージングは〇〇が便利

離乳食の味付けは、何も味を付けないところからスタートして、様子を見ながら野菜や昆布など植物性の「おだし」を使って少しずつ風味をつけていくのがいいでしょう。だしは食材から引いてもいいですが、手軽なのはだしパック。選ぶときは化学調味料や塩分が入っていないものが安心ですよ。
 
離乳食1回に使うおだしの量はとても少ないので、使わない分はフリージング(冷凍保存)しておくのがおすすめ。そのとき便利なのが氷を作るときに使う「製氷皿」です。少量ずつ流し込めばキューブ状の冷凍おだしが完成♪おかゆやペースト状のお野菜なども製氷皿を使うと小分けにフリージングしやすいです。
 
使うときは耐熱ボウルに入れてレンジで加熱し、溶かしてから使いましょう。おだしは味つけや風味づけのほか、離乳食の固さの調節、食材のパサつきをなめらかにするときにも便利ですよ。

レンジでまとめて下ごしらえ

野菜の下ごしらえは食材の特徴にあわせて電子レンジを活用すると手軽です。加熱時間は食材の大きさによって変わりますが、加熱し過ぎるとパサパサになってしまいます。最初は「少し足りないかな」という程度に加熱し、足りなければ追加で加熱すると失敗しにくいですよ。

「にんじん」はまず大き目にカット

にんじんをすり潰して使う場合は、まず大き目にカットするのがポイント。やわらかくする前にあまり細かくしすぎると、すり潰しにくくなります。大きさの目安は1cmくらいの輪切りや乱切り。耐熱容器に適量のお水を入れ、ふんわりラップして加熱しましょう。

「ほうれん草」は水にくぐらせて

葉もの野菜は、耐熱容器に水を入れると水分が多すぎてしなしなになることも。洗って軽く水にくぐらせたら、そのまま耐熱容器に入れ、ふんわりラップで加熱すればOK。

ほうれん草などアクの強いお野菜は、加熱した後、ボウルに入れた冷水にサッとくぐらせるとアク抜きができて食べやすくなりますよ。

かたい「かぼちゃ」もやわらかく

かぼちゃのような固い食材こそ、電子レンジの出番です。すり潰して使う場合も、形を残して使う場合も、まずは大き目にカットした状態でレンジで加熱。ある程度、やわらかくしてからの方が包丁が入りやすく大きさの調整も手早くできます。

使うときは再加熱を

食材もおだしと同じように、まとめて下ごしらえしてフリージングしておくと便利です。こちらも使うときは必ずレンジなどで再加熱しましょう。自然解凍は常温の時間が長くなり、菌が繁殖する可能性があるのでおすすめしません。

汁もの料理のついでに下ごしらえ

先輩ママたちの時短テクで多いのが、大人の料理を離乳食にアレンジするアイデアです。汁ものや煮物などを作るとき、調味料を加える前にお野菜などの具材を取り出せば、やわらかくなっていて離乳食用にアレンジしやすいですよ。

たまには市販品に頼りましょう♪

市販のベビーフードもどんどん進化しています。そのまま食べられるものはもちろん、下ごしらえ済みの野菜など手作り離乳食に活用できるものもあります。外出するときに携帯しやすく、調理の時短にも便利ですよ。
 
利用するときは、パッケージに表示されている「対象月齢」をチェック。商品によって味付けの濃さが異なるので、赤ちゃんにあげる前に味見しておくと安心ですね。

いかがでしたか?

1食分の量がとても少ない離乳食。赤ちゃんのために…と離乳食用に食材を買ってしまうと、なかなか使いきれずに鮮度が落ちてしまうことも。食事は毎日のことなので頑張りすぎなくて大丈夫です。大人のメニューと並行したり、作り置きをしたり、適度に手間を省きながら安全でおいしいものを食べさせてあげましょうね♪

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記事監修者
<スタジオアリス編集部>
お誕生日や七五三、お祝いなど、暮らしの中にある、さまざまなライフイベントに関する情報を発信しています。

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