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卒乳はいつがベスト?赤ちゃんのサインとスムーズな進め方

2024.08.26本記事は公開日時点の内容に基づきます

赤ちゃんの成長において、卒乳は大きなステップの一つです。しかし、「いつごろ卒乳するのがいいの?」と悩むママパパも多いのではないでしょうか。
この記事では、赤ちゃんの卒乳についての基礎知識から、赤ちゃんが示す4つの卒乳サイン、そしてスムーズに卒乳を進めるための具体的な5ステップまで、詳しく解説します。さらに、卒乳に関するよくある悩みとその解決策もご紹介。一般的な卒乳の流れや、赤ちゃんの成長の段階についてしっかりと理解できますよ。
赤ちゃんの成長に合わせた無理のない卒乳で、親子ともに新しい段階へ進む準備を整えましょう♪

卒乳とは?基礎知識とその重要性

卒乳は、赤ちゃんの成長において大切な節目です。まずは、具体的に「卒乳とは何か?」を理解することが、スムーズな卒乳を進めるための第一歩となります。ここでは、卒乳の基礎知識とその重要性について詳しく解説します。

卒乳とは?

赤ちゃんが自然と母乳を飲まなくなっていく過程のことを「卒乳」といいます。似た言葉に「断乳」がありますが、これは母親側から意図的に母乳を与えるのをやめることを指します。卒乳は赤ちゃんのペースに合わせて徐々に進めていくため、ストレスが少なく、自然な流れで母乳から卒業できるのが特徴です。
卒乳の時期は、母乳以外の食事や飲み物に慣れ、栄養摂取の幅を広げて行く段階。一般的には1歳~2歳ごろに卒乳する赤ちゃんが多いといわれています。

卒乳が赤ちゃんとママに与える影響

卒乳は赤ちゃんの成長にとって重要な意味を持ちます。母乳以外の食事や飲み物に慣れていくことで、栄養摂取の幅が広がり、より自立した食生活へと移行していきます。
また、ママにとっても卒乳は子育ての大きな一歩。授乳から解放されることで、自分の時間を持ちやすくなったり、体調管理がしやすくなったりするメリットがあります。
ただし、急激な卒乳は赤ちゃんにストレスを与える可能性があります。また、ママの体調にも影響を及ぼす可能性があるため、徐々に進めていくことが大切です。赤ちゃんとママ、それぞれのペースを尊重しながら、無理のない卒乳を心がけましょう◎。

赤ちゃんの4つの卒乳サイン

赤ちゃんの成長とともに、母乳やミルクから離れる時期が近づいてきます。ここでは、赤ちゃんが卒乳の準備ができていることを示す4つのサインをご紹介します。これらのサインを見逃さないことで、赤ちゃんにとって最適な卒乳のタイミングを見極めることができるでしょう。

1. 哺乳量の減少

卒乳の兆しとして最も分かりやすいのが、哺乳量の減少。赤ちゃんが母乳を飲む時間が短くなったり、頻度が減ったりするのが特徴です。例えば、これまで15分ほど飲んでいた赤ちゃんが、5分程度で満足してしまうようになることがあります。
しかし、赤ちゃんの哺乳量が突然減ったからといって、必ずしも卒乳であるとは限りません。赤ちゃんの急成長期や体調の変化によって、一時的に母乳の飲み方が変わることがあるためです。このような場合は通常、数日で元に戻るため、継続的な変化かどうかをよく観察することが大切です。
哺乳量が減っても赤ちゃんの機嫌が良く、体重の増加に問題がなければ、卒乳の兆しと考えられます。

2. 離乳食への興味の高まり

離乳食への興味が高まるのも、卒乳の重要なサインの一つ。赤ちゃんが食事時に周りの人の口元をじっと見つめたり、スプーンやお皿に手を伸ばして自分で食べようとする意欲を見せたりするようになります。こうしたサインが現れたら、離乳食を開始するのにちょうどいい時期だと言われています。
ただし、離乳食を始めても、しばらくの間は母乳やミルクが主な栄養源となるため、今まで通りにしっかりと授乳する必要があります。離乳食への興味増加は「卒乳に1歩近づいた」という程度に考えておきましょう◎。

3. 夜間授乳の減少

夜間授乳の回数や時間が減少するのも、卒乳のサイン。赤ちゃんが夜間に長時間眠れるようになったり、夜中に目覚めても授乳以外の方法で寝かしつけられるようになったりします。
夜間授乳が減少していくペースは、個人差が大きいもの、一般的に言われる時期よりも遅いからといって焦る必要はありませんよ。赤ちゃんの成長に合わせて、無理なく夜間授乳を減らしていくことが大切です。

4. 母乳以外で安心感を得られるように

赤ちゃんが母乳以外の方法で親密さや安心感を求めるようになるのも、卒乳の兆しです。例えば、抱っこやスキンシップだけで満足したり、おもちゃや絵本などで気を紛らわせたりできるようになります。
このような変化は、赤ちゃんの情緒面の成長によるもの。母乳以外でも安心感を得られるようになることで、卒乳へのハードルが低くなっていきます。

スムーズな卒乳を実現する5ステップ

卒乳は赤ちゃんにとっても、ママにとっても大きな変化。ここでは、赤ちゃんにも優しく、ママの負担も軽減できるスムーズな卒乳を実現するための5つのステップをご紹介します。
これらのステップを踏むことで、赤ちゃんとママの絆を深めながら、スムーズに卒乳を進めることができますよ♪

ステップ1. 心と体の準備

卒乳の第一歩は、ママと赤ちゃんの心と体の準備から始まります。まずは、卒乳についての正しい知識を得ることが大切です。育児書や専門家のアドバイスを参考にしながら、自分たちに合った卒乳の方法を考えていきましょう◎。
ママの心の準備も重要です。授乳は赤ちゃんとの大切なコミュニケーションの時間でもあるため、卒乳に寂しさを感じるママも少なくありません。そういった気持ちは、ごく自然なものですよ。気持ちにゆとりをもって進め、赤ちゃんの成長を心から喜びましょう。
赤ちゃんの体の準備としては、離乳食を進めることが挙げられます。バランスの取れた離乳食を通じて、母乳以外からも十分な栄養を摂れるようにしていきましょう。

ステップ2. 昼間の授乳から徐々に減らす

卒乳を進める際は、まずは昼間の授乳から徐々に減らしていくのがおすすめ。なぜなら、昼間は赤ちゃんの気を紛らわせる方法が多いからです。
例えば、これまで授乳していた時間帯に少しずつ他の活動を入れていきます。散歩に出かけたり、おもちゃで遊んだり、絵本を読んだり…。赤ちゃんが楽しめるものを用意してあげましょう◎。

ステップ3. 夜間授乳を減らす

夜間授乳を減らすことで、赤ちゃんの睡眠リズムが整い、ママの休息時間も確保できるというメリットがあります。しかし、夜間の授乳は赤ちゃんにとって大きな安心感となっているため、昼間の授乳よりも減らすのが難しいことも。
夜間授乳を減らすには、まずは就寝前の授乳時間を少しずつ短くしていくことから始めましょう。また、授乳の代わりにぬいぐるみを抱かせたり、子守唄を歌ったりするなど、新しい寝かしつけの方法を取り入れてみるのも◎です。

ステップ4. 授乳以外の方法で愛情を表現

卒乳を進める上では、授乳に代わる愛情表現や、安心感を与える方法を見つけることが大切です。赤ちゃんにとって授乳は単なる栄養摂取だけでなく、ママとの大切なスキンシップの時間でもあるためです。
頻繁にハグやキスをしたり、赤ちゃんをゆっくりと揺らしたりするなど、身体的な触れ合いを増やしてあげましょう。また、赤ちゃんの目を見て優しく話しかけたり、一緒に歌を歌ったりするなど、言葉やメロディーを通じたコミュニケーションも効果的です。

ステップ5. 最後の授乳をスムーズに終える

卒乳の最終段階では、最後の授乳をどのようにスムーズに終えるかが課題。この時期は赤ちゃんもママも少し不安を感じやすいので、慎重に進めていく必要があります。最後の授乳の日を決めるのではなく、自然な流れの中で最後の授乳を迎えられるよう心がけましょう。
例えば、1日1回の授乳になった頃から、その1回も赤ちゃんが求めない日が出てくるまで待つという方法があります。この方法では、いつが最後の授乳になるかわかりませんが、毎回の授乳を特別な時間として大切にしましょう。ゆっくりとした雰囲気の中で、赤ちゃんとしっかりと目を合わせ、スキンシップを取りながら授乳してあげてくださいね。

卒乳のベストなタイミングとは?

赤ちゃんの個性や家庭の状況によって、卒乳の適切なタイミングは異なります。そして、卒乳にあたっての悩み事もさまざま。赤ちゃんの発達段階やママの状況など、卒乳のベストなタイミングを判断するためのポイントや、卒乳がうまくいかない場合の対処法について知っておきましょう。

平均的な卒乳の時期

卒乳の時期には個人差がありますが、一般的には生後1歳から2歳頃が平均的な時期とされています。日本小児科学会も、母乳育児は1歳を過ぎても問題ないとしています。
WHOと日本のガイドラインでは、6ヶ月までは完全母乳育児を推奨し、その後2歳以上まで授乳を続けることを勧めています。しかし、これは絶対的なものではありません。各家庭の事情や、赤ちゃんの発育状況に合わせて判断することが大切ですよ。

個々の赤ちゃんに合わせたタイミング選び

卒乳のベストなタイミングは、赤ちゃんとママそれぞれの状況によって異なります。赤ちゃんの発育状況、離乳食の進み具合、ママの体調や仕事の状況など、さまざまな要因を考慮する必要があります。
例えば、離乳食が順調に進んでいて、赤ちゃんが母乳以外の食事や飲み物で十分な栄養を摂れているなら、卒乳を考え始めるよいタイミングかもしれません。一方、赤ちゃんが病気がちだったり、ストレスの多い環境にあったりする場合は、もう少し母乳を続けることで安心感を与えられる可能性があります。

卒乳がうまくいかない場合の対処法

卒乳がスムーズに進まないケースも少なくありません。例えば、赤ちゃんが強く母乳を求めて泣き続けたり、夜泣きが増えたりしてしまうことも。
このような場合は、卒乳のペースを見直してみることが大切です。急ぎすぎていないか、赤ちゃんの準備が整っているかを再確認します。必要に応じて、一時的に授乳回数を増やし、赤ちゃんの不安を和らげてから再び挑戦するのも一つの方法ですよ◎。
また、授乳の代わりとなる心地よい体験を増やすことも効果的です。授乳は、赤ちゃんにとって安心感を得る手段の一つ。抱っこなどのスキンシップを増やしてみたり、気分転換に外出してみたりなど、安心感を与える方法を試してみましょう。

保育園児の卒乳方法と進め方

保育園に通う赤ちゃんの卒乳も、悩みどころの1つですよね。この場合は、園での生活リズムと家庭での授乳のバランスが重要です。まずは保育園の先生と相談し、園での食事の様子を確認しましょう。家庭での授乳や食事とのバランスを考えながら進めます。
保育園に慣れるまでは卒乳を急がず、むしろ授乳で安心感を与えることも大切ですよ。園に慣れてきたら、朝の登園前と夕方の降園後の授乳から徐々に減らしていきます。朝は早めに起きて朝食をしっかり取り、夕方は園でのおやつで空腹を満たすなど、授乳以外の方法で対応します。
週末など家で過ごす時間が長い日は、外出や遊びなどで気を紛らわせる工夫をしましょう。園の先生や家族と協力しながら、赤ちゃんの様子を見守り、無理のないペースで進めていくことが大切です◎。

いかがでしたか?

卒乳は赤ちゃんとママにとって大切な節目です。4つのサインを見逃さず、5つのステップを意識しながら、個々の状況に合わせて進めましょう。
そして、ママの体調管理も忘れずに。卒乳は終わりではなく、親子の絆を深めていく新たなステージの始まりです。赤ちゃんの成長を喜び、家族全員で楽しみながら見守っていきましょう♪

記事監修者
<スタジオアリス編集部>
お誕生日や七五三、お祝いなど、暮らしの中にある、さまざまなライフイベントに関する情報を発信しています。
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