捨てちゃう前に試してみよう!お洋服の修復方法
2022.01.23本記事は公開日時点の内容に基づきます
すくすく育ってくれている証拠だけど、こどもの服に穴が空いてしまうとお悩みのみなさん。たくさん動いで遊ぶからこどもの服って着られる時期が短くなりがちです。プチプラ価格の服に買い換えてもいいけれど、お気に入りの服は長く着られるとうれしいですよね。
服の修復って、なんとなく難しそうと思ってしまいますが、実は伸びてしまった襟や小さめの穴なら針と糸があれば簡単に修復できるんです。この記事ではチャレンジしやすい洋服の修復法を紹介します。
ひっかき穴などに便利!「コの字とじ 」
まず紹介するのは、ひっかいてできた穴などにぴったりな「コの字とじ」。ぬいぐるみや袋類など袋縫いで仕上げるときに使う縫い方ですが、穴が空いたときにも応用できるんです!実際にPINTO編集部でも、試してみました。
ワッペンを貼るほどでもない小さなひっかき穴です。
まずは、穴の端に針を入れて、その名の通りコの字に縫っていきます。赤が針を出すところ、黄色が針を入れるところです。
あまり大きく縫ってしまうと仕上がりが悪くなるので気をつけましょう。
穴の端まで、しっかり縫っていきましょう。
最後まで縫い終わったら、糸を引っ張ります。
すると穴がきれいに閉じました。最後は糸の始末をしたらOKです。今回は分かりやすいように白の糸を使いましたが、洋服の色に合わせて糸を選ぶともっと穴が分かりにくくなりますよ♪
動画でやり方をチェックしてみる!
穴の空いた靴下などは「ダーニング」でポイントに
続いては洋服の穴や薄くなってしまった部分をを修復するのにオススメな「ダーニング」をご紹介します。
縦糸と横糸を織り合わせていくダーニング。糸の色を工夫してあえてアクセントにするとかわいいですよ♪
ダーニングマッシュルームとよばれる道具を使って縫っていくのですが、ボールなどでも代用可能です。
縫いたい部分に台を固定し、ゴムで縛っておきます。穴より大きめに縦糸を張りましょう。
続いては先ほど貼った縦糸に横糸を交互にくぐらせます。
最後まで縫い終わったら、糸の始末をして完成です。四角い形だけでなく丸い形にも縫うことができるので、どんな穴にも対応できます。セーターなどの穴は毛糸を使って修復できますよ♪
動画でやり方をチェックしてみる!
よれた首回りは「スモッキング 」でオシャレにお直し
最後は、よれてしまいがちな首回りの修復に便利な「スモッキング」を紹介します。
スモッキングは、ギャザーを寄せながら模様を作っていく縫い方です。
左斜め上に針を入れて、真上に出す。左下に針を入れて真下に出す。
これを繰り返して、ギャザーを作っていきます。
ある程度縫い終わったら糸を引っ張り、ギャザーを寄せていきましょう。
最後まで縫ったら糸の始末をして完成♪お直ししただけなのに、デザイン性の高いTシャツになりました。今回は分かりやすいように黒の糸を使いましたが、Tシャツの色に合わせた糸の色にすることで、キレイな仕上がりになりますよ。
動画でやり方をチェックしてみる!
いかがでしたか?
今回紹介した方法は、ミシンも必要ありませんし、針と糸があればできるのでチャレンジしやすいですよ。
時間のある時に洋服のお直しをして物を大事に使ってみてはいかがでしょうか?
<スタジオアリス編集部>
お誕生日や七五三、お祝いなど、暮らしの中にある、さまざまなライフイベントに関する情報を発信しています。
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