ペンや牛乳があればできる!おこもりDAYは実験遊びにチャレンジしてみよう
更新日:2021.11.21
寒い日やお天気が優れない日は、自宅で過ごす時間が増えてしまいますよね。暇を潰すためについついテレビやタブレットに頼りがちですが、こどもが興味を持ちそう&気軽にできる実験遊びを楽しんでみませんか?
少ない材料でできちゃう実験をご紹介するので、ぜひお子さまと一緒に楽しんでみてください。
描いた絵が浮かび上がる実験をしてみよう!
まずは、描いた絵が水に浮かぶ実験遊びをご紹介します。
<材料>
用意するのは、アルミホイルとホワイトボード用のペンです。あとは水と、水を入れる容器を準備しておきましょう。
<遊び方>
遊び方はとっても簡単!アルミホイルに普段と同じように絵を描くだけです。線だとうまくいかないので、描いた絵はしっかり塗りつぶすようにしてください。
絵が乾いたら、そーっと水に沈めましょう。水に対して斜めに入れるとうまく剥がれました。
絵が全部剥がれて、水に浮かびました!とっても不思議ですよね。大きな絵だと失敗しやすくなるので、小さめの絵がオススメですよ♪
クリアファイルにセロハンテープを貼った物に絵を描いてもOKです。カラーのホワイドボードマーカーで描いても水に浮かびます。
くまのイラストのように、色を重ねてもGOOD。ホワイトボードマーカーの種類によって、水に浮かびにくい物があるので色々試してみてください。
<どういう仕組みなの?>
描いたイラストが水に浮かぶのは、ホワイトボードマーカーに含まれた剥離剤が関係しています。剥離剤とアルミホイルの間に水が入ることで、絵が浮かぶんです。
お子さまと実験する時は、ホワイトボードマーカー以外のペンなどを使って、なぜホワイトボードマーカーで描いた絵だけが浮かぶのかを考えながら実験してみましょう。
<動画でも遊び方をチェック!>
水を張る容器は、浅くて広めの容器だとアルミホイルを水から引き揚げやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
食紅・牛乳・洗剤を使ったマジックミルク
続いて紹介するのは、牛乳を使った「マジックミルク」と呼ばれている実験です。
<材料>
用意するのは、フードカラー(絵の具でもOK)・牛乳・食器用洗剤・綿棒です。
<遊び方>
遊び方はとってもシンプル。容器に2〜3mmの牛乳を張り、フードカラーを垂らします。
準備ができたら、食器用洗剤をつけた綿棒で表面をタッチします。
すると一瞬で色が、端の方に寄っていきますよ♪
何度も綿棒でタッチすると綺麗なマーブル模様ができあがります。色の混ざり合い方などを観察しながら、実験してみましょう♪
<どういう仕組みなの?>
色が広がるのは、洗剤の界面活性剤が牛乳の脂肪成分と結びつこうとするから!洗剤が水面に広がることで、フードカラーが広がったり混ざったりするんです。
<動画でも遊び方をチェック!>
色の変化をじっくり観察するなら、平べったい容器がオススメです。使用する牛乳は、古くなってしまったものでもOKですよ♪
セロファンが踊り出しちゃう実験!
最後に紹介するのは、工作で使うことの多いカラーセロファンを使った実験です。
<材料>
使用するのは、カラーセロファンとハサミです。
<遊び方>
セロファンを自分の好きな形に切りましょう。準備はこれだけでOKです。
お湯を張った容器の上にタオルをかけて、その上に先ほど切ったセロファンを置いてみましょう。
すると、セロファンが形を変えていきますよ〜。まるで踊っているみたいでおもしろくって、ついつい眺めてしまいます。
<どういう仕組みなの?>
セロファンが動くのは、お好み焼きの上にのせた鰹節と同じ原理です。セロファンが湯気からでる水蒸気によって動かされるので、くねくねと踊っているように見えるんです。
お子さまと遊ぶ時は、まずはお水でやってみたり、お湯の温度をだんだんと上げてみるなどして、どんな変化があったのかを記録しておくのもいいですよ。
くれぐれも熱湯の扱いには注意してください。
<動画で遊び方をチェック!>
カラーセロファンがない場合は、うつし紙でもできるみたい。いろんな形を作って、イラストを動かしてみましょう。
いかがでしたか?
おうちにあるものでも、こどもが大喜びする実験ができるんです。「なんでこうなるんだろう?」と考えながら遊ぶことで、こどもの想像力も膨らむはず!ぜひ試してみてください。
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<スタジオアリス編集部>
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